オリーブオイルと言えば、健康に良いイメージがあり色々な料理に使いたくなるのではないでしょうか。
オリーブオイルのカロリーや糖質とダイエットにも効果があるのか気になるところですね。
ここではオリーブオイルのカロリーについて、他の油脂類と比較し、本当にダイエットに良いのかを検証します。
油を買うのにオリーブオイルが良いのか悩んでいる方は参考にして下さい。
オリーブオイルのカロリーと糖質は?
オリーブオイル100gは921kcal、糖質0gです。
100gを一度に使わないのでイメージが付きにくいですが、921kcalは高カロリーなのが分かりまよね。
計量カップ1カップは180gになり、919kcalになります。
糖質は0gなので、糖質ゼロダイエットなどで高カロリーではあるものの血液の中の糖分である血糖値は上がりません。
オリーブオイルを使う揚げ物と言えば、ミラノカツレツです。
豚ロース100gに小麦粉、卵、パン粉をつけて、オリーブオイルで170℃で4分間揚げるとオリーブオイルが12.6g吸収されます。
オリーブオイル12.6gで116kcalとなります。
オリーブオイルで手作りドレッシングも作ることがあります。
ちぎったレタス100gにオリーブオイル10gと酢5gのドレッシングをかけると口に入る油の量は8.8gとなります。
オリーブオイル8.8gで81kcalとなります。
オリーブオイルの大さじ1杯、小さじ1杯のカロリーは?
オリーブオイルの大さじ1杯は12gで111kcal、小さじ1杯は4gで37kcalです。
大さじ1杯は15㏄、小さじ1杯は5㏄、さらに小さいスプーン1杯は2.5㏄と計量スプーンに記入してあります。
水では大さじ1杯は15㏄で15g、小さじ1杯は5㏄で5gですが、油では重さが変わってきます。
他の油とも比較してみます。
大さじ1(12g) | 小さじ1(4g) | |
オリーブオイル | 111kcal | 37kcal |
サラダ油 | 111kcal | 37kcal |
キャノーラ油 | 111kcal | 37kcal |
ごま油 | 111kcal | 37kcal |
牛脂(ヘッド) | 113kcal | 38kcal |
豚脂(ラード) | 113kcal | 38kcal |
バター | 89kcal | 30kcal |
マーガリン | 91kcal | 30kcal |
油であれば、オリーブオイルもサラダ油、キャノーラ油、ごま油も同じ重さでエネルギーも同じです。
ただし、常温で液体ではなく固体になる油脂は同じ重さでもエネルギーが異なり、少しカロリー高めになります。
マーガリンは油類と違い、カロリーハーフタイプなどの商品があり、低カロリーのものもあります。
オリーブオイルは太る?ダイエットになる?
オリーブオイルは太る?ダイエットになる?の答えは、どちらにもなります。
それでは、なぜかを検証していきます。
オリーブオイルは他の油と同カロリーだと分かりました。
つまり、いつも使っている油をオリーブオイルに変えたところでカロリー摂取量は同じということです。
食事にオリーオイルを追加するとカロリーアップになります。
例えば、パンに付けて食べると摂取カロリーが増えてしまいますので太ることになります。
油は脂質が多いのが特徴で、脂質にも種類があります。
オリーブオイルにはオレイン酸という脂質が多く含まれています。
脂質に種類があると言われてもイメージが付きにくいですが、魚の脂であるDHA、EPAが身体に良いことは聞いたことがあると思います。
DHA、EPAも脂質の1つです。
オリーブオイルのオレイン酸に「健康に良い」や「ダイエット効果」が期待されることから油の中でも注目されています。
オレイン酸には
①悪玉コレステロールを減らす
②動脈硬化予防
③心疾患予防
④高血圧予防
⑤快便の効果
があります。
オリーブオイルを調理油として主に利用する地中海沿岸地域の人は、他の欧米諸国と比べて、心疾患での死亡率が低いことからも証明されています。
このオレイン酸の腸を動かして快便にする効果がダイエットに有効であると考えられます。
オリーブオイルは植物であるオリーブの実から絞られるため、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンK、ポリフェノールも他の油と比べると多く含んでいます。
ビタミンE、ビタミンA、ビタミンK、ポリフェノールには
①美肌効果
②アンチエイジング効果
③血流を良くし冷え性改善や血液サラサラ
④免疫力アップによる風邪予防
などの効果があります。
この効果の中でも血流を良くすることで新陳代謝が良くなり、ダイエット効果がでやすくなります。
ということで、オリーブオイルは太る?ダイエットになる?の答えは、どちらにもなります。
①高カロリーなのでオリーブオイルを食べる量が多ければ、太る。
②普段使う調理油を同じ量分だけオリーブオイルに変えると他の調理油よりオレイン酸、ビタミンE,ビタミンA、ビタミンK、ポリフェノールの効果によるダイエット効果が得られる。
とういことになります。
まとめ
油のカロリーはラードやバターなどの塊になっている油脂以外どれも同じです。
大さじ1(12g) | 小さじ1(4g) | |
オリーブオイル | 111kcal | 37kcal |
サラダ油 | 111kcal | 37kcal |
豚脂(ラード) | 113kcal | 38kcal |
バター | 89kcal | 30kcal |
オリーブオイルで豚ロース100gをカツにすると116kcal、糖質0gのオリーブオイルを食べることになります。
オリーブオイルに多いオレイン酸、ビタミンE、ビタミンA、ビタミンK、ポリフェノールの効果は
①悪玉コレステロールを減らす
②動脈硬化予防
③心疾患予防
④高血圧予防
⑤快便の効果
⑥美肌効果
⑦アンチエイジング効果
⑧血流を良くし冷え性改善や血液サラサラ
⑨免疫力アップによる風邪予防などの効果があります。
オリーブオイルは健康に良い効果や美容に良い効果を中心にダイエット効果もありますが、高カロリーのため、大量に摂取するよりは今までの調理油をオリーブオイルに変えるのがおすすめです。
コメントを残す