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しいたけの生食はダメ?生焼けの見分け方と加熱時間の目安!

しいたけ

しいたけは、傘の部分も軸の部分にも同じだけの栄養が含まれており、どちらも食べられます。

干ししいたけは、出汁にも使われるほど風味とうま味があるきのこです。

生しいたけも風味が味わえるため、生食で食べられると思われがちです。

ここでは、生しいたけの生食はなぜダメなのか、食中毒症状について紹介します。

生焼けの見分け方や加熱時間の目安も紹介しますので、生しいたけを美味しく安全に食べたい方は参考にして下さい。

記事作成:管理栄養士 SIMO

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しいたけは生で食べるのはなぜダメ?

しいたけは生で食べると食中毒が起きます。

ステーキのように生肉ではなく、レアなら食べられるということもないため、加熱が不十分で生焼けも食中毒が起きるため、ダメです。

しいたけ皮膚炎・食中毒症状は?

しいたけ皮膚炎・食中毒症状は皮膚に発疹が出て、かゆいことです。

しいたけ皮膚炎はしいたけの生焼けを食べたことが原因になります。

食べた時から1~4日以内に症状が現れます。

食中毒では数時間で症状が現れることが多いですが、しいたけでの食中毒は食べてから4日後と時間が長い場合もあります。

症状として背や胸からお腹にかけて発疹が出ます。

発疹が出た場所をかくのを我慢するのが難しいほどのかゆみのため、かいた後が赤く小さく膨れてしまいます。

食中毒の症状として腹痛、下痢、嘔吐がイメージとして強いですが、しいたけでの食中毒では、しいたけ皮膚炎という名称があるように皮膚に症状が現れるのが特徴です。

 

しいたけの生焼けの見分け方は?

しいたけ

しいたけの生焼けの見分け方は主にシワ、大きさ、しんなりしているか、水分が出ているかの4つのポイントがあります。

しいたけが生焼けになりやすいのは、焼きしいたけをした時が多いです。

焼きしいたけは傘部分を下にして焼いた後にひっくり返して、裏側を焼くと食感が悪くなるため、片面しか焼かないため生焼けになりやすいです。

さらに表面が焼けているように見え、加熱時間が短く、生焼けだったという状態にもなりやすいです。

①しいたけの傘にシワがしっかりついていない
焼けたかなと思ったら、食べる前にしわがしっかりついているか確認し、シワがなければ、もう一度焼き直します。

②しいたけの傘の部分が生の状態と大きさが変わらない
しいたけは加熱すると少し小さくなるため、焼く前の大きさを覚えておき、大きさが小さくなったか確認します。

③しいたけの傘の部分がしんなりしていない
しいたけは焼けてくると傘の部分がしんなりとしてくるため、焼けたかなと思ったら、食べる前に確認します。

④しいたけの裏側に水分が出てきていない
しいたけの傘の部分を下にして焼くと裏側の白い部分がよく見えるため、水分が出ているか確認します。
醤油や塩などをかける前に水分が出ているかを確認してから、軽く味付けすると生焼け防止になります。

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しいたけの加熱時間の目安は?

しいたけの加熱時間の目安は、しいたけの大きさや使う調理器具によって多少前後しますが、3~6分程度です。

フライパンやホットプレートで焼く場合には、蓋をすることが出来るため、蓋をして3分程度でしいたけの裏側に水分が出てきて、しっかり焼けている状態になります。

蓋が出来ない網焼きやホットプレートでは強火の状態で6分程度でしいたけの裏側に水分が出てきて、しっかり焼けている状態になります。

加熱時間は目安のため、しいたけの生焼けの見分け方を参考に、生焼けに気を付けて下さい。

まとめ

しいたけの生食、生焼けは、しいたけ皮膚炎という食中毒が起きるため、おすすめできません。

しいたけ皮膚炎は生のしいたけを食べた後、1~4日以内に発症し、背中や胸からお腹にかけて、かゆくてたまらない状態になります。

生焼けの見分け方は傘の表にシワが出来、大きさが小さくなり、しんなりしているか、傘の裏に水分が出ているかです。

生焼け防止の加熱時間の目安は大きさや使う調理器具によって多少前後しますが、3~6分程度です。

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