牛乳は冷蔵庫に常にあり、毎日飲んでいる人が多いのではないでしょうか。
でも、うっかり飲み切るのを忘れてしまって、開封後に賞味期限切れになって腐っているかもしれないと思うことありますよね。
私は時々、未開封のまま賞味期限が切れてしまって、いつまで飲めるのだろう?
これって安全なのかなとか、加熱したら飲めるのかなと悩んでしまうこともあります。
ここでは、
・牛乳が腐るとどうなるのかの見分け方
・賞味期限切れの牛乳はいつまで飲んでも大丈夫?
・開封済みの牛乳はいつまでに飲み切るべき?
についてご紹介していきます。賞味期限と消費期限との違いについてもご説明しますので牛乳は美味しいうちに飲み切ってくださいね。
記事作成:管理栄養士 Simo
目次
牛乳は腐るとどうなるかの見分け方?味・見た目・ニオイの変化は?
牛乳を常温で放置してしまって腐らせてしまったり、賞味期限切れで飲んではダメな雰囲気になってしまうことがあります。
牛乳が腐ったところは、正直見たくないですよね。
ただ、うっかりしてしまうことはあります。このうっかりで、牛乳を腐らせてしまった時は、見た目、ニオイ、味で判断して下さいね。
それでは、牛乳は腐るとどうなるのかの見分け方について詳しくご説明していきます。
牛乳が腐った時の見た目
見た目は白い牛乳が腐ると黄色になります。
粒ができていたり、分離もします。モワモワしたものが浮いてきますので見た目で分かりやすいです。
夏場は特に腐りやすいので確認しやすいガラスなどの透明なコップに入れて飲むのがおすすめです。
牛乳が腐った時のニオイ
ニオイは牛乳のニオイから酸っぱいニオイになります。
特に酸味のあるニオイは口に近づけ飲む瞬間によく嗅げるので、酸っぱく感じたら見た目や賞味期限などを確認して下さいね。
牛乳が腐った時の味
牛乳は腐ると苦く、酸っぱくなります。
苦みや酸味は体に毒になるものが体に入らないように味覚の中でも感じやすくなっていますので分かりやすいと思います。
苦みを感じたら飲まずに廃棄し、口に残っているものも捨てうがいするようにして下さい。
賞味期限切れの牛乳はいつまで飲める?
賞味期限切れの牛乳は約1週間までは飲める
牛乳の賞味期限切れっていつまで大丈夫なのか心配ですよね。2~3日であれば大丈夫かなとか、未開封だし1週間ぐらいは大丈夫でしょう!とか、1日でも切れたら廃棄してしまうとか人によって様々だと思います。
牛乳は賞味期限切れは何日まで大丈夫?
賞味期限切れの牛乳は未開封で冷蔵庫で保管をしていれば、1週間までは大丈夫です。(もちろん、人によりますしお腹が弱い方は辞めておいてくださいね。)
期限切れの後に1週間も飲めるの?と思われると思います。
これは賞味期限を決めている企業が消費者に安心してもらうために賞味期限を短く記載している場合が多いためです。
賞味期限は腐る日ではなく、美味しく飲める日です。このため、賞味期限が切れた牛乳は、腐っていて飲めないわけではありません。
美味しくではないので風味が落ちていると思って下さい。
先ほど、賞味期限後も約1週間は飲めるとお話ししましたが、これは未開封で冷蔵庫内できちんと保存していた場合です。
夏場で冷蔵庫を開ける頻度が多い場合は冷蔵庫内の温度が高くなりがちですし、購入から家までの間は長時間冷蔵できませんよね。
この場合は未開封でも1週間持たない場合もありますのでニオイ、見た目、味には気をつけて下さいね。
未開封で賞味期限切れの場合は出来れば加熱し、一度に全部使った方が良いです。
例えば、シチュー、グラタンなど牛乳をたくさん使う加熱する料理をおすすめします。
一番のおすすめはもったいないですが、廃棄することです。
先にお話ししたニオイや見た目、味に変化がない場合は、牛乳風呂にしたり、植物に水で薄めて虫よけに使うなど飲む以外の活用方法をおすすめします。
消費期限と賞味期限の違いは?
肉やサンドイッチなどは消費期限と書いてあります。
これはこの日までに食べないと腐る日になっているので食べるとお腹を壊す場合があります。
農林水産省のHPに詳しく書いてありますので引用してご紹介しますね。引用:http://www.maff.go.jp/j/syokuiku/kodomo_navi/featured/abc2.html
消費期限(期限を過ぎたら食べない方が良いんです!)
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「安全に食べられる期限」のこと。お弁当、サンドイッチ、生めん、ケーキなど、いたみやすい食品に表示されています。賞味期限(おいしく食べることができる期限です!)
袋や容器を開けないままで、書かれた保存方法を守って保存していた場合に、この「年月日」まで、「品質が変わらずにおいしく食べられる期限」のこと。スナック菓子、カップめん、チーズ、かんづめ、ペットボトル飲料など、消費期限に比べ、いたみにくい食品に表示されています(作ってから3ヶ月以上もつものは「年月」で表示することもあります)。この期限を過ぎても、すぐに食べられなくなるわけではありません。もし、賞味期限が過ぎた食品があったら、大人の方とそうだんしてから食べましょう。
食品は表示されている保存方法を守って保存しておくことが大切です。ただし、一度開けてしまった食品は、期限に関係なく早めに食べるようにしましょう。
牛乳は賞味期限での表示になっております。賞味期限と消費期限の違いに気を付けて下さいね。
開封済みの牛乳は何日ぐらいで飲み切るべき?
開封済みの牛乳は冷蔵庫で2日以内に飲み切るようにしましょう。
牛乳は栄養が豊富です。このため開封後に空気に触れると菌が増えます。
賞味期限にこだわらずに開封後は2日以内に飲み切るようにして下さいね。
どうしても開封した牛乳は横向きに出来ないため、冷蔵庫のドアポケットで保管しないといけません。
冷蔵庫のドアポケットは冷蔵庫を開けるたびに温度が上がりやすい場所なので傷みやすいです。
ここでも注意があります。
牛乳パックに直接口を付けて飲んでいる場合は口からの菌が牛乳パックに入るので、必ずコップに移して飲んで下さい。
温度変化をさせないように牛乳パックは出して使用後、すぐに冷蔵庫に戻すようにして下さい。
紙パックの場合は開け口から空気が入りやすいので洗濯ばさみなどで開け口を止めて保管すると安心です。
まとめ
牛乳は未開封であれば、賞味期限が切れても1週間とまだまだ飲めることが分かりましたね。
ただし、牛乳は腐っていると粒があり、黄色、酸すっぱさ、苦みなどの特徴が出てきますので、期限切れ後だけでなく、期限中も気を付けてみて下さい。
開封後は賞味期限に限らず2日以内に飲みましょう。
冷蔵庫から出しっぱなしや直接口付けるなどはやめて下さい。
余裕があれば、開け口を洗濯ばさみなどで止めて空気が入りにくくして下さいね。
記事作成:管理栄養士 Simo
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