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はまぐりの砂抜きを確実に!水の量と塩の量はこれだ!時短の方法も!

はまぐりは秋の終わりから春の始め頃が旬の二枚貝です。

二枚の貝がお互い以外に合わないため、平安時代から貝合わせとして遊ばれていました。

ひな祭りのおかずの1つとしても有名ですが、夫婦円満の縁起物ですので、縁起物を食べる正月にもおすすめの貝です。

縁起物でも食べたときに砂が残っていてジャリっとしたときは残念な気持ちになります。
そうならないためにも砂抜きは大切ですね。

ここでは、はまぐりの砂抜きをしっかりできる方法を水の量、塩の量から丁寧に紹介し、時短の方法も紹介します。

砂抜きを確実にしたい方は参考にして下さいね。

記事作成:管理栄養士 SIMO

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はまぐりの砂抜きの方法は?水の量と塩の量は?

はまぐりの砂抜きの方法は表面を洗って、海水程度の塩水につけて、涼しく直射日光の当たらない場所で1晩つけます。

それでは、詳しくご説明していきます。

1、はまぐりはしっかり洗おう!

はまぐりは新鮮なものほどヌメリがあります。

海産物のため、貝に汚れが付いたままになっているため、しっかり殻の表面を洗います。

貝の殻同士をこすり合わせるようにすると汚れが取れやすいです。

 

2、水の量はひたひたぐらい!

つける水の量は、はまぐりがひたひたに水につかる程度の量です。

ひたひたなので、少し殻が水から出ているかな?という程度の量です。

はまぐりの大きさや量、使うボールによって水の量は変わります。

塩の量がつける水の量で変わるので、水の量を計量カップで量っておくのがポイントです。

 

3、塩の量は塩分濃度3%!

<はまぐりの水の量の計算式>
0.03×水の量(ml)=塩の量(g)

 

海水程度の塩水は、塩分濃度が3%です。

はまぐりがつかる程度の水の量を量っておいて、塩の量が塩分濃度3%になるようにします。

例えば・・・

 

水500ml・・・塩15g

水800ml・・・塩24g
水1000ml・・・塩30g
水1500ml・・・塩45g

 

となります。

 

塩は計量スプーン小さじ1杯が6g、大さじ1杯が18gですので量りで量らないでもおよその量が入れられます。

ただし、岩塩や伯方の塩などの水分やミネラルをたっぷり含んだ天然塩は計量スプーンでの重さが変わってくるので量りで量るのがおすすめです。

 

潮干狩りで、はまぐりを採った場合は是非、海水も一緒にペットボトルなどに入れて持って帰ると砂抜きの塩分濃度を考えなくてよいので簡単です。

 

4、砂抜き中の保存方法!

冷暗所で1晩つけますが、夏場は冷蔵庫でつけておくのが食中毒予防におすすめです。

 

前日の夜につけ始め、冷蔵庫に入れた後は開閉をしないようにして冷蔵庫の光を当てないように保存します。

朝につけ始めると冷蔵庫の開け閉めをどうしてもしてしまい、暗さを保てません。

冷蔵庫の開け閉めが頻回で暗くするのができない場合は広告の紙、アルミホイルなどで軽く包んで冷蔵庫の光が当たらないようにしてください。

 

潮干狩りで採ってきたものではなく、スーパーで売っているものであれば、2~3時間つけるだけで塩抜きができます。

 

気になるからと言って、ゆすらないのがポイントです。
海であれば波が来て揺れるからといって、ゆすらないで下さい。

ゆすることで、はまぐりの口が閉じてしまい砂が抜けなくなるためです。

はまぐりの冷蔵保存・冷凍保存の方法と期間!砂抜き前後どっち?!

はまぐりの砂抜きを時短でする方法

どうしてもすぐに食べたい場合は時短で砂抜きをする方法があります。

 

ただし、時短の方法は砂が残りやすく、傷みやすいので緊急的に食べたい時にするのがおすすめです。

 

<時短の砂抜きの方法>
はまぐりを50℃のお湯に入れ5分間つけて砂抜きをします。

塩水ではなく、水道水で良いので塩の量を計算しなくて良いです。

水の量は、はまぐりがしっかりと水でつかる程度の量です。

 

はまぐりの砂抜きで開かないときはどうする?

はまぐりは加熱調理しても口が開いていない場合は、死んでしまっているので捨てます。

無理やり、はまぐりの口を開けて食べないように気をつけて下さい。

 

はまぐりの砂抜きで面白いのは塩水を水鉄砲みたいに吐き出す点です。

 

水を吐き出しているとはまぐりが開いていると分かり安心しますね。

ただ、大量のはまぐりを砂抜きしていると1つ1つが全て塩水を吐き出しているか分かりにくいです。

塩水から取り出して触ると口が閉じてしまうので開かないままなのか判断がつきません。

 

明らかに異臭がするはまぐりがあれば、死んでしまっているので調理せずに捨てて下さい。

 

はまぐりの砂抜きのまとめ

はまぐりの砂抜きのポイントをまとめました。しっかりと砂抜きをして美味しいはまぐりを食べてくださいね!

・はまぐりの砂抜きの水の量は、ひたひたになる程度の量

 

・はまぐりの砂抜きの塩の量は、塩分濃度3%

 

・水500mlであれば、塩は15gで塩分濃度3%の塩水

 

・冷暗所で、夏場のみ冷蔵庫でスーパーのはまぐりなら2~3時間程度、潮干狩りで採ったはまぐりは1晩砂抜きをする

 

・時短したい場合は50℃のたっぷりのお湯に5分間つける

 

・加熱しても口が開かないもの、異臭のするものは死んでいるため、食べないように気をつける

記事作成:管理栄養士 SIMO

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