はまぐりは夫婦円満の縁起物で、結婚式、お正月、ひな祭りによく食べられる二枚貝です。
はまぐりの吸い物が代表的ですが、焼いたり、鍋に入れたり、酒蒸しにしたりと色々な食べ方ができます。
潮干狩りで大量に採れた場合は、消費するのがなかなか大変で困った方もおられるのではないでしょうか?
ここでは、はまぐりの冷蔵保存と冷凍保存の方法を紹介します。
砂抜き後に保存するのか殻ごと保存するのか疑問を解消するときの参考にして下さい。
はまぐりの冷蔵保存の期間と方法は?
はまぐりの保存は殻の汚れを洗って、砂抜きをしてから冷蔵保存します。
保存期間は2日程度です。
1、砂抜きは、塩分濃度3%の塩水で潮干狩りにて採ったはまぐりは1晩、スーパーのはまぐりは2~3時間、冷暗所でつけておきます。
>>はまぐりの砂抜きを確実に!水の量と塩の量はこれだ!時短の方法も!
2、砂抜きの終わったはまぐりは、ザルなどで塩水と砂を取り除き、流水で洗います。
3、キッチンペーパーを湿らして、はまぐりを包み冷蔵庫で保存します。
冷蔵保存では密封する食品が多いですが、はまぐりは生きているため、密封すると死にやすくなるため注意して下さい。
塩水に入れたままの方が鮮度が保てそうだと思いがちですが、塩水の中だと呼吸を続けられるため、はまぐりもエサが欲しくなります。
塩水だけではエサがないため、身が細くなり、ひもじくなり死んでしまいますので塩水に入れたままにしないように気をつけて下さい。
塩水なしでは呼吸ができなくて死んでしまうのでは?と心配になると思います。
冷蔵庫で保存することで冷たい環境におかれ、熊が冬眠するように、はまぐりも寝るので2日程度は美味しく食べられますので安心して下さい。
はまぐりの冷凍保存の期間と方法は?
はまぐりは殻の汚れを洗ってから砂抜き後、冷凍保存もできます。
冷凍保存することで、はまぐりのうま味がアップします。
食べたときの食感がコリっとしていたものが、ブヨっとしてしまうため、食感を重視する方は冷凍保存を避けて下さい。
冷凍保存はうま味はアップしますが、食感は悪くなるので好みに合わせて活用して下さい。
保存期間は1カ月程度です。
<冷凍保存の方法>
1、はまぐりを塩水で砂抜きします。
>>はまぐりの砂抜きを確実に!水の量と塩の量はこれだ!時短の方法も!
2、砂抜き後は塩水と砂を取り除き、流水で洗います。
解凍後、そのまま食べるため、殻に汚れが残っていないかチェックし洗うのがポイントです。
3、キッチンペーパーなどでしっかりと水分をふき取ります。
水分が残っていると霜の発生の原因となり、はまぐりの風味と保存期間が短くなるので、しっかりふき取ります。
4、密封袋に入れ、ストローで空気をしっかり抜いて封をします。
5、冷凍庫で保存します。冷凍すると1ヶ月ぐらい日持ちがします。
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真空パックんプラスの口コミレビュー!人気の真空保存の使い方を紹介するよ!冷凍したはまぐりの食べ方は?
食べるときは凍った状態で沸騰したお湯に入れ、そのまま調理します。
口が開かなかった場合は、はまぐりが冷凍前から死んでいた可能性が高いため、食べずに捨てて下さい。
冷凍しすぎると死んでいなくても口が開かない場合があるので1カ月を超えて冷凍保存するときは注意が必要です。
殻の付いたまま冷凍するため、水から調理したり、電子レンジなどで解凍したりすると口が開かないので沸騰したお湯に入れるのがポイントです。
はまぐりを茹でてから冷凍する方法!
はまぐりは茹でてからの冷凍保存も可能です。
はまぐりの口が開かないのは困る方、殻から調理するのは面倒、冷凍庫の保存場所が少ない方には茹でてから冷凍することをおすすめします。
それでは、詳しく方法をご説明していきます。
1、砂抜きを行った後、はまぐりを水に入れ、加熱していきます。
2、口が開いたはまぐりから取り出していき、身だけ取り出していきます。
3、身だけを密封袋に入れ、ストローで空気をしっかり抜いて封をします。
4、冷凍庫で金属トレイの上で急速冷凍して保存します。
保存期間は1カ月程度です。
5、食べるときには凍ったまま、炒めたり、煮たりして調理します。
はまぐりのゆで汁も保存しよう!
はまぐりの茹で汁も冷凍保存が可能です。
はまぐりの茹で汁には、はまぐりのうま味成分が溶け出しているため、捨てるのはもったいないです。
茹でた後は砂が出ていたり、アクが浮いていたりするので取り除きます。
氷冷器でアイスキューブを作るように茹で汁を冷凍すると調理するときには鍋にそのまま入れられるので便利です。
なければ密封袋に入れ冷凍保存して下さい。
ゆで汁の保存期間も1カ月程度です。
はまぐりの保存方法のまとめ
はまぐりの保存方法のポイントをまとめました。上手に保存して美味しいはまぐりを食べてくださいね!
冷蔵保存:洗ってから砂抜きする→湿らせたキッチンペーパーで包む→2日程度保存が可能。
冷凍保存:殻のまま、身のみの2種類の方法で1カ月程度保存が可能。
<殻のまま冷凍する場合>
1、洗ってから塩抜きする
2、密封袋に入れて、しっかり空気を抜いて冷凍保存する
<身のみ冷凍する場合>
1、洗ってから塩抜きする
2、水から茹でて、はまぐりの口の空いたものから身を取り出す
3、密封袋に入れて、しっかり空気を抜いて冷凍保存する
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