みかんは夏ミカンや八朔など種類が色々ありますが、冬に食べるみかんと言えば、温州みかんです。
一般的にみかんと言えば、温州みかんのことを言いますね。
実はみかんは腐りやすくカビが移りやすいので、正しい保存方法を身に付けたいです。
ここでは、みかんの保存方法を常温、箱買いのように大量に買った場合、冷凍方法と紹介します。
今年はみかんを腐らせずに最後の1つまで美味しく食べる参考にして下さいね。
記事作成:管理栄養士 SIMO
目次
みかんの保存方法は?
冬場のみかんは風通しの良い直射日光が当たらない場所で、常温保存がおすすめです。
みかんのヘタは下向きにして保存するのがポイントです。
下向きに保存するのは、みかんのヘタが実の重しになってしまい、重い物が乗っていることで潰れて傷みやすくなるためです。
みかんと言えば、ヘタを上にして売っていますし、見た目も良いのでついヘタを上にしがちですが、ヘタを下にするのが良い保存方法です。
みかんの瑞々しさが美味しさの大切なポイントです。新聞紙で軽く包むようにしたり、新聞紙で箱を作って入れると乾燥が予防でき、みかんの瑞々しさが保てます。
みかんの皮を剥いた後に食べずにおいていると薄皮がカピカピになって、美味しくないです。
みかんは90%近くの水分を含んでいるのでカピカピになると瑞々しさが減ってしまいます。
皮も水分をしっかり含んでいますので保存の時から水分が減らないように気を付ける必要があります。
箱買いの時のみかんの保存方法は?
箱買いの時のみかんは、風通しの良い直射日光の当たらない場所で常温保存がおすすめです。
1箱分のみかんを買った時に、箱の底の方でみかんが腐っていて大変な思いをしてしまうことありますよね。
日持ちをする保存方法を3つご紹介しますので、やりやすい方法で保存してくださいね。
1、ヘタを下にして保管する
みかんのヘタが下になるように保管するので、ポイントは買ってきた箱入りのみかんは箱の下側から開けるとほとんどのみかんがヘタが下向きに出来ます。
長時間スーパーで売られている間に箱の下側のみかんには重さがかかっているので買ってすぐにひっくり返すのがおすすめです。
2、カゴに入れ替える
箱に使われるのは段ボールのため、風通しが悪いので、スーパーのかごや洗濯物のかごのように底に風が通るような入れ物があれば、入れ替えるのが良いですよ。
3、段ボールの底にシワシワの新聞紙を敷く
みかんの下にシワシワにした新聞紙を敷き、みかんをヘタが下になるように置いていき、箱の蓋は開けたままにして、新聞紙をかけるのが簡単です。
一度新聞紙を敷くためにみかんを箱から出さないといけませんが、傷んでいるみかんを取り除けるのでおすすめです。
傷んだみかんがカビると他のみかんもカビが移って傷んでいくため、確認するのは大切です。
確認するのは大変な方は箱を通常通り1度開け、シワシワにした新聞紙をのせ、もう1度箱を閉めます。
その後、ひっくり返して箱の底側を開けると簡単にできます。
食べるのに日数がある場合は、時折、上のみかんと下のみかんを入れ替えて、重みが同じみかんばかりにかからないようにします。
みかんの冷凍保存の方法は?
みかんは冷凍保存で6か月程度保存ができます。
給食などで冷凍みかんが出たことがある方やスーパーの冷凍コーナーで冷凍みかんを見かけて知っている人も居られると思います。
みかんの冷蔵保存は冷蔵庫にそのまま入れるのではなく、1手間加えることがポイントです。
1、みかんを皮付きのまま急速冷凍します。
冷凍庫に急速冷凍がない方はアルミホイルや金属トレイの上に乗せて冷凍します。
2、1日程度冷凍した後、水をかけ、もう1度冷凍します。
※水をかけるのは、みかんの皮が乾燥するのを予防するためです。
3、さらに1日程度冷凍した後、ジップロップなどの密封袋に入れて、空気をしっかり抜いて保存します。
冷凍みかんの皮を剥くのが大変で、冷凍みかんをすぐに食べたい!という人は、皮を剥いて冷凍保存するのがおすすめです。
冷凍方法は、みかんの皮を剥いて、1房ずつ並べて、急速冷凍するだけです。
冷凍後、ジップロップなどの密封袋に入れて、空気をしっかり抜いて保存します。
冷凍みかんの解凍方法や食べ方は?
冷凍みかんの解凍方法は自然解凍です。急いで食べたい場合は流水をかけて解凍します。
解凍しないで、そのまま食べてもシャーベットのようで美味しいです。硬すぎる場合は半分程度解凍できている時点で食べると噛みやすいです。
1房ずつ冷凍している場合は、冷凍のままミキサーにかけて、シャーベットにできます。
ミキサーにかけたみかんに炭酸水を入れのも冷たくてシュワっとして美味しいですよ。
冷凍みかんにすると色々な食べ方が出来るのが良いですね。冬の間に冷凍しておいて、夏の冷たいおやつにぴったりです。
みかんの保存方法のまとめ
みかんは風通しの良い直射日光の当たらない場所で常温で保存します。
<みかんの保存方法>
・ヘタが下になるようにして新聞紙で包む
・箱を通常通り1度開け、シワシワにした新聞紙をのせ、もう1度箱を閉め、ひっくり返して箱の底側を開け、新聞紙をかける
・定期的にみかんの上下を入れ替え、カビのみかんはすぐに取り除く
みかんは冷凍保存もできます。
皮付きのまま1度急速冷凍し、水をかけ、さらに急速冷凍し、密封袋で保存します。
皮なしは1房ずつに分け、急速冷凍し、密封袋で保存します。
解凍方法は自然解凍ですが、凍ったまま食べても美味しいです。
記事作成:管理栄養士 SIMO
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