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みかんの栄養と効能を栄養士が解説!白い筋は食べるべき?!

冬の果物と言えば、みかんですよね。

ハウス栽培があるため、年中食べることが出来ますが、冬場には段ボール1箱入りを買う方も多いのではないでしょうか。

手で簡単にむけて、種がないので手軽に食べられるのが魅力です。

ここでは、みかんには本当に身体に良い栄養があるのか、みかんの白い筋は食べた方が良いのかを紹介します。

記事作成:管理栄養士 SIMO

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みかんの栄養と効果は?

みかん中くらい1個は100g程度の重さがあり、37kcalと低カロリーです。

他の果物を食べないで、みかんのみを食べるのであれば、1日みかん2個がちょうど良い量で、74kcal程度になります。

みかんはビタミンC、ビタミンA、葉酸、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、クエン酸が多く含まれています。

それでは、それぞれの栄養の効果を詳しくご紹介していきます。

ビタミンC

免疫力をアップし、風邪予防、疲労回復、抗がん作用などの病気を予防する効果があります。

さらに、肌のハリを出し、シミ予防などの美容に関する効果があります。

冬場に流行するインフルエンザや風邪が予防できるのが最大の魅力ですね。

ビタミンA

免疫力をアップし、風邪予防、疲れ目予防、抗がん作用などの病気を予防する効果があります。

さらに肌を丈夫にする効果があります。

ビタミンC同様にインフルエンザや風邪が予防できるのは嬉しい効果です。

葉酸

血液を作る効果があり、貧血予防に効果があります。

ビタミンB1

疲労回復、ストレス予防の効果があります。

ビタミンE

冷え性予防、肌のハリを出し、シミ予防、更年期障害の軽減、生理前のイライラ予防、生理痛の緩和、アンチエイジング効果などの多くの女性の悩みを解決する効果があります。

カリウム

むくみ予防、高血圧予防などの効果があります。

クエン酸

疲労回復、肩こりや腰痛の予防、抗菌、抗ウイルス効果があります。

ビタミンC、ビタミンAと共にインフルエンザや風邪予防に効果が期待できます。

 

みかんはインフルエンザや風邪予防、疲労回復効果があるため、冬場の健康維持に役立つ栄養が多いです。

みかんを食べ過ぎると手が黄色くなると言って食べない方も居られますが、肌のハリ、シミ予防などの美肌効果があるため、おすすめです。

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みかんの白い筋は食べられる?どんな効能がある?

みかんの白い筋は食べるところではないから、きれいに取り除く人も居られると思います。

面倒だから本当は取り除いた方が良いけど、そのまま食べてる!という人もいますよね。

 

みかんの白い筋は食べられます。食べるのをおすすめします。

 

皮についている白い筋をわざわざ取り外して食べるのは、面倒ですし、白い筋だけを食べるのは美味しくありません。

中の袋についている白い筋を取り除かずにみかんの実と一緒に食べるだけ良いですね。

味は白い筋がついたままでも大きく変わりませんので、取り除いている方はそのまま食べてみて下さい。

 

ここまでおすすめするのは白い筋の部分にペクチン、ヘスペリジンが多く含まれているためです。
どちらにも身体に良い効能がありますので順に紹介します。

ペクチン

ペクチンは食物繊維で、不溶性ペクチンと水溶性ペクチンの2通りがあり、みかんはどちらも含んでいます。
糖分が身体に吸収されるのを遅くする働き、腸の有害物質とくっついて、便として体の外に出る働きがあります。

糖分が吸収されるのが遅くなるため、身体に余分な糖分がある状態が少なくなり、糖分が脂肪に変わるのを予防できます。

腸の有害物質が減ることによって腸内環境が良くなり、便秘の解消や吹き出物の予防ができます。

 

ヘスペリジン

ヘスペリジンは血圧を下げる効果、血管を縮める効果、毛細血管を強くする効果があります。このため、冷え性が予防できます。

 

白い筋を食べることで便秘が解消され、吹き出物の予防ができるため、ビタミンC、ビタミンA、ビタミンE、クエン酸にも美肌効果があるため、お肌の悩みが解決しやすいことが分かりますね。

 

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まとめ

みかん中くらい1個は37kcalと低カロリーで1日2個までがおすすめの量です。

みかんはビタミンC、ビタミンA、葉酸、ビタミンB1、ビタミンE、カリウム、クエン酸が多く含まれています。

インフルエンザや風邪予防、疲労回復、抗がん作用、貧血予防、高血圧予防、浮腫み予防、肩こり腰痛予防などの病気を予防する効果が多くあります。

アンチエイジング、美肌効果などの美容の効果もあります。

みかんの白い筋は便秘の解消、糖分がゆっくり吸収され肥満予防の効果があるため、気にならない方は食べるのがおすすめです。

記事作成:管理栄養士 SIMO

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