冬はみかんをたくさん食べていると酸っぱい!と思わず言いたくなるみかんに当たってしまいます。
みかんは果汁たっぷりで種がなく、軟らかさがあり、甘みと酸味がうまく調和しているので美味しいですね。
甘みよりも酸味が強いと酸っぱいみかんになっています。
酸っぱいのが苦手な人は、みかんの入った段ボールを前にして、どれが甘いか探してしまいますね。
ここでは、酸っぱいみかんと甘いみかんの見分け方、酸っぱいみかんを甘くする方法、アレンジレシピを紹介します。
今年の冬、みかんを箱買いしても酸っぱいみかんとうまく付き合えるように参考にして下さい。
記事作成:管理栄養士 SIMO
目次
酸っぱいみかんと甘いみかんの見分け方!
袋や箱でまとめて買った時に、甘いみかんが食べたい人と酸っぱいみかんが食べたい人では選ぶポイントが違ってきます。
酸っぱさの素であるクエン酸の疲労回復や肩こり、腰痛予防、インフルエンザや風邪予防の効果を感じたい人は酸っぱいみかんを選びたいです。
間食として甘みを求めている人は甘いみかんが選びたいですですね。
酸っぱい派と甘い派がお互いが満足して食べられると満足度が高くなりますね。
酸っぱいみかんと甘いみかんを見分けるポイントは、大きさ、形、ヘタ、色です。
1. 小さいサイズを選ぶ。
大きさのSサイズとLLサイズではSサイズの方が早く売り切れていたり、値段が高いと感じたことがありませんか?
甘いみかんは小さいサイズです。
もうLLサイズを買ってしまったという方は、LLサイズの中でも少し小さく感じるものは甘い可能性が高いですので選ぶポイントです。
2. 形は楕円のものを選ぶ。
横から見た時に楕円に近いみかんは甘いです。
丸に近いみかんは酸っぱいことが多いです。
3. ヘタの切り口が小さいものを選ぶ。
みかんは太陽に当たっているほど甘みが増します。
みかんの木の幹の近くではなく、枝の先にあると太陽が当たりやすいです。
収穫後だと分からないと思いますが、木の枝の先にあるということは枝が小さいということです。
このため、みかんのヘタの切り口が小さいほど甘く、大きいほど酸っぱくなります。
4. みかんの皮がきれいなオレンジのものを選ぶ。
みかんの皮に緑色が残っているものは完全に熟していないので酸味が強いです。
オレンジにしっかりなっているものを選ぶと甘いみかんが選べます。
酸っぱいみかんを甘くする方法!
酸っぱいみかんを甘くする方法は、揉む、りんごと保存、温めるの3つがあります。
順番に詳しく紹介します。
1. みかんを皮の付いたまま揉む
みかんを揉むとみかんが傷つき、傷む原因になります。
傷むのを防ぐためにみかんに含まれる酸っぱさの素であるクエン酸が使われて減ります。
クエン酸が減るので酸っぱさが減り、甘く感じるようになります。
揉んですぐに修復されるわけではないので、すぐに食べたい時はしっかり揉みます。
テレビを見ながらのんびり派の方は、揉んだ後2時間程度待つとクエン酸が減っていますので、おすすめです。
みかんを傷つければいいので、揉む以外にも落としたり叩いたり乱暴に扱えばクエン酸は減ります。
この場合は、当日中に食べないと傷みやすくなるので気をつけます。
力が強すぎてもみかんの食感が悪くなるので、ほどほどを心掛けて下さい。
2. りんごと一緒に保存する
酸っぱいみかん3個とリンゴ1個を密封袋で保存します。
りんごと一緒に保管すると甘くなるのは固いキウイフルーツの定番ですが、みかんでも同じことが起きます。
リンゴからエチレンガスが発生するため、みかんが完熟に近づくことで酸っぱさが甘さへ変わります。
3. お湯で温める
お風呂の温度程度で、みかんを温めるとクエン酸が分解されてしまうので、酸味が減って、甘く感じます。
コタツの中に入れて温めるのも簡単ですが、うっかり潰さないように気を付けて下さい。
酸っぱいみかんのアレンジレシピ!
酸っぱいみかんが苦手な方は、酸味を生かしたドレッシングにすると美味しく食べられますよ。
普段のサラダがオシャレなレストランのサラダに変身してしまう最高のドレッシングです。
みかんドレッシング
<材料>
みかん1玉、オリーブオイル大さじ1杯、酢大さじ1杯、塩少々
みかんの甘さの加減に合わせて、味見をしながら、砂糖を追加します。
<作り方>
みかんを皮ごと半分に切って、果汁を絞り出し、オリーブオイル、酢、塩を入れ、混ぜ、砂糖を味を見ながら追加するだけです。
にんじんのすりおろし、玉ねぎのすりおろしを追加することで、さらにアレンジすることが出来ます。
酸っぱいみかんのまとめ
酸っぱいみかんはクエン酸が多いので、風邪やインフルエンザ予防には効果があり、選びたい人もいます。
でも、甘いみかんが食べたい人もいますよね。
酸っぱいみかんは大きめで、形は丸、ヘタの切り口が大きく、皮が緑がかっているいるものです。
甘いみかんは、小さめで、形は楕円、ヘタの切り口は小さく、皮はオレンジ色のみのものです。
酸っぱいみかんは、揉む、りんごと保存、お湯で温めることで甘くなりますよ。
お好みのみかんを選んで食べてくださいね。
記事作成:管理栄養士 SIMO
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