梅の旬である5~6月はスーパーで梅、氷砂糖、ホワイトリカー、大きな瓶を見かけるようになります。
桃栗三年柿八年、梅は酸い酸い十三年と言われ、梅の木に梅がなっているのを見るのは感動します。
生っている梅もスーパーで売っている梅も量が多いため、梅ジュース・梅シロップにしたいけど、量が多くて消費しきれるか心配になって作らない方も居られると思います。
ここでは、梅ジュース・梅シロップの賞味期限と保存方法、腐るとどうなるかを紹介します。
今年は梅ジュース・梅シロップを作ってみようか悩んでいる方はぜひ参考にして下さい。
梅ジュース・梅シロップの賞味期限は?
梅ジュース・梅シロップの賞味期限は1年です。
冷凍保存に変えることで賞味期限は2年程度まで伸びます。
賞味期限が1年と長いですが、作る前の容器の殺菌、作った時の殺菌や保管場所の気温、密封がしっかりできているか、梅の状態、開封後かどうかで賞味期限が短くなりますので注意して下さい。
梅1㎏で売られていることが多く、砂糖1㎏で作ったとして、梅の実を取り除くため、2㎏より少ない梅ジュース・梅シロップが出来ます。
2㎏を賞味期限内の1年で消費すると考えると1人で飲むとしても家族で飲むとしても消費できる方が多いと思います。
特に5~6月に作り、完成する2週間から1か月後は夏の暑い時期で梅の酸っぱさを食欲低下や夏バテ予防に利用すれば、あっという間に消費できます。
梅ジュース・梅シロップの保存方法は?
梅ジュース・梅シロップは直射日光の当たらない涼しい場所で常温保存できます。
具体的に言うとキッチンの流し下がおすすめです。
梅ジュース・梅シロップを作る時は2L近く作ることが多く、大瓶に入れるため冷蔵庫保存しようとすると冷蔵庫に場所が確保しにくいためです。
梅ジュース・梅シロップは冷蔵保存、冷凍保存ができます。
ただ、場所的な問題で常温保存も可能なため、多くの場合が常温保存になっています。
冷蔵保存の方法は?
少量作ったり、大量に作った後に小分けにして、冷蔵保存すると冷たい梅ジュース・梅シロップがすぐに飲めます。
大量に作った後に小分けする場合は、密閉できる耐熱容器を熱湯で茹で、加熱殺菌後、よく冷ました容器に入れるのがおすすめです。
2週間程度で飲み切れる場合は、よく洗ったペットボトルに入れ替えると便利です。
少量作る場合は、密閉できる耐熱容器を熱湯で茹で、加熱殺菌します。
加熱した後は、しっかり冷まし、水気を取り、梅ジュース・梅シロップを作ります。
冷凍保存の方法は?
冷凍保存すると賞味期限が伸びるため、賞味期限が1年もあるからと飲み忘れていた場合にはおすすめです。
氷冷器に入れ、梅ジュース・梅シロップの氷を作った後に、密封袋に入れます。氷冷器がなければ、そのまま密封袋に入れます。
密封袋に入れた後は、袋の空気をストローなどを使って、抜き取ります。
出来るだけ平らになるようにして冷凍保存します。
食べる時には梅ジュース・梅シロップの氷として使ったり、炭酸水や水で割ったり、かき氷に直接したりします。
梅シロップ・梅ジュースは腐るとどうなる?
梅シロップ・梅ジュースは賞味期限が長いですが、腐るとニオイ、見た目、味に変化が出ます。
①ニオイは鼻にツーンとくる生ごみ臭がします
②見た目には白カビ以外に青カビが生えてきます
③味は梅の味ではない変な味や苦みを感じます
青カビが生えているのを見つけたら、腐っているので処分して下さい。
カビが生えていても色が白の白カビのみの場合は、腐っているわけではないので問題ないですが、白カビの中に青カビが混ざっていた場合には腐っていますので注意して下さい。
青カビはないけど、蓋を開けた時に生ごみ臭がした場合も処分して下さい。
飲んだ時に変な味や苦みがあった場合は、口から出し、すぐにうがいするのがおすすめです。
梅シロップ・梅ジュースは完成まで2週間から1か月かかるため、もったいない気持ちになりますが、腐っている3つの兆候があれば、健康のためにも破棄して下さい。
まとめ
梅ジュース・梅シロップの賞味期限は直射日光の当たらない涼しい場所で1年です。
冷凍保存に変えることで賞味期限は2年程度です。
常温保存と冷蔵保存では容器を加熱殺菌するのがポイントです。
冷凍保存では氷冷器で凍らせ、密封袋に入れ、空気を抜いて保存してください。
梅シロップ・梅ジュースは腐ると青カビ、生ごみ臭、味の苦みが出てきますので、いずれかがあった場合には破棄して下さい。
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