納豆は健康食品として血液サラサラ効果が有名で、毎朝食べている人も多いですよね。
毎朝、かかさず食べるために常に買っていたら賞味期限が切れていた!なんてことがありませんか?
納豆は臭いし、腐っているか分かりにくいものです。
ここでは納豆の賞味期限、賞味期限が切れてから何日後まで食べられるのか、腐るとどうなるのかを紹介します。
賞味期限が切れてしまった納豆のアレンジレシピもありますので参考にして下さい。
記事作成:管理栄養士 SIMO
納豆の賞味期限は?
納豆の賞味期限は作られてから7~10日程度です。
納豆はちょうど良い発酵で美味しいと感じ、臭いニオイが強く出ない期間として賞味期限が決められています。
消費期限は、その期限を守らないと身体に悪い期間ですが、賞味期限は美味しく食べられる期限です。
納豆は多くの人に気に入られる風味、臭いを基準に賞味期限が設けられているということです。
強烈なニオイが好みの人が多ければ、納豆の賞味期限は10日以上になりますね。
納豆の賞味期限切れはいつまで食べても大丈夫?
納豆の賞味期限切れは賞味期限が切れてから14日くらいまで食べても大丈夫です。
発酵も腐るのも菌が増えるという点では同じですが、身体に害が起きる菌が増えた時が「腐る」、身体に良い菌が増えた時が「発酵」とされます。
納豆の発酵が進むと強烈なニオイがしてきますし、納豆の大豆の風味が減ってきてしまいます。
14日くらいまでは納豆菌が増えているだけですが、それ以降だと身体に害が起きる菌が多くなってくるため、食べるのは危険です。
購入後の状態や冷蔵庫での保管状況によっては必ずしも賞味期限切れから14日とは言えず、早くなる場合もあるので腐っているかの判断も後程、紹介しますので参考にして下さい。
納豆は腐るとどうなる?
納豆は一般的に腐っていると判断される粘り、臭いニオイがしているので判断に困りますね。
納豆は腐るとどうなるかは賞味期限切れを捨てずに食べたい時の参考になりますので紹介していきます。
納豆が腐っているのを判断するには、開封して見た時と混ぜた時に分かります。
混ぜた時
・ねばねばの糸が引かない
開封して見た時
・白い胞子のようなカビが見える
・緑色の胞子のようなカビが見える
・水気がある
白い胞子のようなカビは、白いぶつぶつしたものとは違いますので気を付けて下さい。
白いぶつぶつしたものはチロシンというアミノ酸なので食べても問題はありません。納豆の原料である大豆のたんぱく質が納豆菌によってチロシンが作られます。
このため、賞味期限が近くなってきて発酵がさらに進んでしまった時、シートの端にある納豆が乾燥してしまった時にチロシンが作られ、白いぶつぶつが見られます。
納豆には納豆菌が多くなっていますが、納豆が腐ることで納豆菌以外の菌が増えてしまい、カビが生えてきます。
納豆のアレンジレシピを紹介!
賞味期限が切れた物は美味しく食べられる期限が切れているので、アレンジしたいと思う方も多いですよね。
そこで、納豆を最後まで美味しく食べられるアレンジレシピをご紹介していきます。
納豆揚げ餃子
<材料>
納豆、餃子の皮、揚げ油のみです。
<作り方>
納豆にタレ、お好みで辛子を入れ、かき混ぜて、餃子の皮に包み、揚げるだけ。
こんがりときつね色になるまで揚げると餃子の皮のパリパリ感が出て、美味しいです。
納豆の臭いと粘りも揚げることで減るので納豆が少し苦手な人でも食べられるアレンジレシピです。
納豆パスタ
<材料>
1人前は納豆1パック、麺つゆ60㏄、バター8g、パスタ100g
※お好みで刻んだネギ、のり、しそなど
<作り方>
1.納豆にタレを入れて混ぜておきます。
2.熱したフライパンにバターを入れ、溶けたら納豆を入れます。
3.麺つゆで味付けします。
味は好みがあるので分量を参考に調整します。
4.茹でたパスタを入れ、混ぜ合わせます。
5.お好みでネギ、のり、しそをかけて完成です。
納豆の賞味期限が切れていない場合は、茹でて熱いうちのパスタにバター、タレを混ぜた納豆、麺つゆを直接かけて混ぜ合わせると簡単です。
賞味期限が切れている場合には、風味も落ちていますし、食中毒の菌が増えている場合もあるため、加熱するのがおすすめです。
納豆賞味期限のまとめ
納豆の賞味期限:作られてから7~10日程度
納豆は賞味期限が切れてから14日くらいまで食べても大丈夫です。
ただし、チロシンというアミノ酸が納豆菌から作られることで白いぶつぶつが出ていたり、臭いが強烈になり、大豆の風味が減っています。
納豆は腐ると
①ねばねばの糸が引かない
②白い胞子のようなカビが見える
③緑色の胞子のようなカビが見える
④水気がある状態
になりますので食べないようにして下さい。
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