ズッキーニを食べたことがありますか?
ランチなどで食べたことある人は、サッと買えるかもしれないですが、食べたことない人は、きゅうりの太くなったような見た目で袋に1本だけ入っているので、買うのを戸惑いますよね。
緑以外に黄色のズッキーニをたまに見かけます。色によって味や栄養が違うのか気になるところです。
ここでは、
・ズッキーニがどんな味なのか
・ズッキーニの黄色と緑の違い
について紹介しますので、食べてみようか悩まれた方は参考にして下さいね。
記事作成:管理栄養士 Simo
目次
ズッキーニの味ってどんな味?
・ナスとキュウリを足して2で割ったような、柔らかくてジューシーな味わい!
・ズッキーニは生で食べても美味しい!
ズッキーニは特に強い味わいはないのですが、夏野菜らしい青みのある味わいで、どんな料理にも合うので美味しいですよ。我が家では、夏になるとヘビロテで登場しています。特に子供が好きでパクパク食べてくれています。
ズッキーニの味は?どんな料理にすると美味しい?
ズッキーニは炒めたり、煮たりと加熱し味付けをすると味がよく浸みこみます。ズッキーニ特有の味ははっきりとは分かりませんが、味わうとナスとキュウリを足して2で割って美味しくした味わいがあります。
特に大きめにズッキーニを切った場合に味がよく分かります。
なすの淡泊な爽やかな味わいと、きゅうりの瑞々しい青い香りの味わいを半分ずつ感じられます。
きゅうりが苦手な人はズッキーニは小さめに切ることをおすすめします。
味がよく染み込み、なすときゅうりの味を少しずつ味わえるので、油との相性は抜群です。
炒めてから煮る料理が美味しくいただけます。
例えば、ラタトゥユ、アヒージョ、みそ炒め、カレーライスなどがおすすめです。
もっと爽やかな青い香りを味わいたい人は、生食でサラダにすると美味しくいただけますよ
ズッキーニは実は生でも食べられる!
生でサラダなどにした場合、きゅうりのような瑞々しい青い香りが味わえるんですよ。きゅうりと一緒にサラダにした時、きゅうりほどは青い香りはしません。
ズッキーニの青い香りの方がやわらかく味わえます。
きゅうりと同じで下ごしらえとして、しっかり塩水に漬けたり、塩で揉むと青い香りは減ってしまいます。
ズッキーニの黄色と緑の違いは?
ズッキーニの黄色と緑は味や食感に違いがあります。
加熱したときの味
<緑のズッキーニ>
緑色の味は先にお話ししましたが、加熱すると味付けした味が染み、美味しくいただけます。
大きく切った場合には味が染み込みきらず、きゅうりのような青い香りを少し味わえます。
<黄色のズッキーニ>
黄色のズッキーニは加熱した場合、緑色のズッキーニと同じように味がよく染みます。
違いは大きく切った場合に、きゅうりのような青い香りの味わいはしません。
加熱する場合は、きゅうりが好きで青さが好みな人は緑色のズッキーニを、青臭さが嫌な方は緑色のズッキーニを小さく切るか黄色のズッキーニを利用がおすすめです。
生で食べるときの味
<緑のズッキーニ>
緑色の味は生でサラダなどにした場合、きゅうりの青い香りを味わえます。
きゅうりとズッキーニの塩もみは食感が違って、青い香りはどちらにもあり、きゅうり好きの私は美味しく食べました。
<黄色のズッキーニ>
黄色のズッキーニは、加熱した場合と同じで生で食べても特に青臭さ、苦みを感じません。
苦みや青臭さが苦手な方は黄色のズッキーニを生で食べると美味しくいただけますよ。
加熱したときの食感
<緑のズッキーニ>
緑色のズッキーニの食感は加熱した場合、中心部分はなすを炒めたり、煮たりしたときの食感に似て、ブヨブヨっとした感じがします。
皮の部分に近い場所はかぼちゃを炊いた時の皮の部分のような噛みごたえはあるものの軟らかい食感があります。
同時に2つの食感が味わえます。
<黄色のズッキーニ>
黄色のズッキーニは加熱した場合、中心部分はアボカドのようなトロっとした食感がします。
皮の部分に近い場所は緑色のズッキーニと同じ噛みごたえはあるものの軟らかい食感です。
生で食べる時の食感
<緑のズッキーニ>
緑色のズッキーニはアボカドの薄切りを食べたような柔らかさで舌にまとわりつくようなトロっとした感じがします。
<黄色のズッキーニ>
黄色のズッキーニは、育ちすぎて種の部分が多いきゅうりの中心のようなフワっとした感じがします。
ズッキーニは緑と黄で栄養の違いはある?
ズッキーニは食品成分表では色の違いはありません。
品種が違うだけで、色に関係なくズッキーニとしては同じ扱いになっているからです。
つまり栄養的には緑も黄色も同じなので、食感や青臭さがあるかなどを重視してお好みのものにしてよいということです。
ズッキーニには特別多く含まれている栄養素はありません。ただ、夏バテに効果のあるビタミンB群を含んでいること、むくみを解消してくれる効果のあるカリウム、夏風邪予防に効果のあるビタミンCが含まれていることは魅力的です。
栄養価ではないですが、ズッキーニは夏が旬の野菜ですので、食べると体を冷やす効果が期待できるのは大きな魅力です。
まとめ
ズッキーニはかぼちゃの仲間ですが、なすときゅうりの特徴によく似ていますね。
味も食感も生で食べるか加熱するかや緑色か黄色かで変わっていました。
緑のズッキーニは青い香りがほのかにあり、大きく切る場合や生食には青臭さの少ない黄色のズッキーニがおすすめです。
栄養価の違いは緑色と黄色にはないので、お好みの食感で選ぶとよいです。
夏バテ、むくみの解消、夏風邪予防の効果のある栄養素があり、体を冷やす効果があるズッキーニをうまく利用してこれからの夏を乗り切りたいですね。
記事作成:管理栄養士 Simo
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