甘エビは刺身として食べたり、寿司ネタにしたり、昆布〆、唐揚げなどの調理方法がありますよね。
エビの中でも甘味が強くプリプリした食感が魅力的な甘エビです。
みなさんは甘エビの頭をどうしていますか?
エビフライのしっぽは食べる人と食べない人とで分かれますが、甘エビの頭は捨ててしまっている人が多いと思います。
実は甘エビの頭も食べられます!
甘エビの頭の部分にはカルシウム、食物繊維があるため、栄養的にも良いのですよ。
ここでは甘エビの頭を使ったレシピを紹介していきますので、参考にして下さいね。
記事作成:管理栄養士 SIMO
甘エビの頭の唐揚げ
甘エビの頭は、シンプルに唐揚げにするのがおすすめです。パリパリとした食感やうま味が最高です。
おかずとしてだけでなく、おつまみにもピッタリの一品です。
レシピ
1. 甘エビの頭の部分を切り落とす
2. ふり塩をして、臭味を取る
3. 流水で塩を流す
4. キッチンペーパーで水気をしっかり取り除く
5. 揚げ油を180℃にする
菜箸を揚げ油に入れた時に細かい泡が勢いよく出てくる状態が180℃です。
6. 揚げ時間は2~3分でカラリと揚げ、キッチンペーパーに取り、余分な油を取ります。
7. 熱いうちに塩をふりかけます。
大人であれば、ブラックペッパーで味付けしても美味しいです。
子供であれば、青のりをふりかけると風味が増して美味しく食べられます。
甘エビの頭のアヒージョ
ワインのおつまみとして利用されるアヒージョはスペイン料理です。
エビを使ってアヒージョを作ることはありますのでエビとの相性は良いです。ただ、甘エビだと身が小さすぎてアヒージョに向きませんが、甘エビの頭であれば美味しく食べられます。
レシピ
1. 甘エビの頭の部分を切り落とす
2. ふり塩をして、臭味を取る
3. 流水で塩を流す
4. キッチンペーパーで水気をしっかり取り除く
5. オリーブオイルを小さいフライパンもしくは小鍋に大さじ1入れ、熱します
6. ガーリック1片程度と鷹の爪1本分程度を加えて炒めます。
この時に乾燥タイプよりもうま味がでるため、生がおすすめです。ガーリックが生やチューブタイプの場合には油が跳ねるため、注意が必要です。
7. ガーリックの香ばしい香りがしてきたら、一度火を消し、甘エビの頭を入れ、ひたひたになるまでオリーブオイルを追加します。
8. 中火で加熱し、甘エビの色が変わってきたら弱火にします。
9. 甘エビがカラリとしてきたら火を止めます。
10. 塩、パセリをふりかけ味付けします。
11. フランスパンに漬けて食べます。
特に甘エビの頭と組み合わせるのであれば、イカ、エリンギを入れると食感、色が引き立てられます。
アヒージョに使える小鍋やフライパンがない方は、たこ焼き器を使うのも良いです。
たこ焼き器にオリーブオイル、ガーリック、鷹の爪を入れ、甘エビの頭を入れ、オリーブオイルを追加して作ります。
たこ焼き器の穴は小さいため、シーフードミックスを利用すると簡単に他の具を追加できます。
油跳ねがするため、子供よりも大人向けの飲み会におすすめです。
甘エビの頭の味噌汁
お刺身と言えば、味噌汁を一緒に食べたいですね。
甘エビの刺身を用意すると頭が残ってしまいますが、味噌汁にすれば甘エビを満喫できます。
甘エビの頭から良い出汁が出るため、出汁を取る必要やだしの素などを使う必要がないのがポイントです。
レシピ
1. 鍋に甘エビの頭、酒、水を入れ、ひと煮立ちさせます
2. 灰汁が出るため、丁寧に取り除きます。
3. 味見をして甘エビの出汁が取れていたら火を消します
甘エビの頭が少なく出汁が取れない場合は粉末の出汁を追加する必要がでます。7尾程度の頭がみそ汁1杯分の目安です。
4. 味噌、絹ごし豆腐、ネギを入れ、沸騰直前まで煮ます
甘エビの頭の味噌をしっかり食べることができます。頭の殻は味噌汁にしても食べにくいので残すことになります。
甘エビの頭の味噌を生のまま食べるのに抵抗のある人におすすめのレシピです。
頭がそのまま入っているのが嫌な人は頭から味噌を取り出し、頭の殻の部分を取り除いて下さいね。
まとめ
甘エビの頭は、どうしても捨ててしまいがちですが、ちょっとしたひと手間で美味しく食べられます。
塩を使って臭味を取ってから唐揚げ、アヒージョにしたり、味噌汁の出汁として使うことが出来ます。
唐揚げは揚げるだけで、アヒージョはオリーブオイル、ガーリック、鷹の爪、塩で煮るだけと非常に簡単なので他の具も追加して、おかずのレパートリーを増やして下さい。
記事作成:管理栄養士 SIMO
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