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甘エビが黒い!腐ってるとの違いは?下処理の方法も紹介!

エビは日本では昔から縁起物として人気の食べ物です。伊勢海老、車エビ、大正エビ、桜エビなどエビの種類はたくさんあります。

刺身やお寿司として食べる時には甘エビが甘く人気です。
ただ、刺身も寿司も甘エビは生で食べるため、食中毒が心配になりますね。

ここでは、甘エビが黒く変色するのは腐っているからなのかの理由や腐っている甘エビの見分け方、甘エビの下処理方法について紹介します。

安心して美味しく甘エビを食べるための参考にして下さいね。

記事作成:管理栄養士 SIMO

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甘エビが黒く変色する理由は?

甘エビは黒く変色しても食べることができます。

黒くなっていても腐っているわけではないので安心して下さい。

エビと言えば、茹でると赤くなりますが、黒くなっていると不安になる人が多いと思います。特に甘エビはもともとが赤いため黒くなると不安が強くなると思います。

甘エビが黒く変色するのは甘エビに含まれるチロシンというアミノ酸が原因です。このチロシンが空気に触れることで酸化することで黒く変色します。

酸化で色が変わる身近な食べ物はリンゴです。
リンゴも切った後にそのままにしておくと色が変わります。色が変わっても腐っているわけではないです。

リンゴと同じと分かると黒く変色していても安心して食べられますね。リンゴは変色を防ぐために、レモン水や塩水に漬けます。

甘エビの変色は、レモン水や酢水に漬けて防ぐことができます。

スーパーなどで売られている甘エビの刺身は黒く変色すると買う人が減るため、酸化を防止する酸化防止剤やビタミンCなどが使われていることが多いです。

甘エビは腐るとどうなる?

甘エビは腐ると臭い、身に変化が生じます。食べる前に分かるので安心して確認できます。

臭い

甘エビは腐っていなくても生臭さがあります。しかし、腐った時には強烈な臭いがします。

鼻が痛くなるほどの臭さですので、魚介類の生臭さとは明らかに違うのが分かります。

腐っている甘エビを触るとヌメヌメとしたぬめりが出ます。

鼻風邪や花粉症などで臭いが識別できないと心配な人でも触ってぬめりがあれば腐っているのが簡単に分かります。

臭いやぬめりが出ているままで、さらに気が付かないまま冷蔵庫に放置していた場合、身がデローと溶けているような状態になります。

パックなどの入っている場合には身が溶け、臭い汁が出ています。

甘エビは、お高めの魚介類です。腐っていそうでも、もったいないからと食べてしまうと食中毒で病院のお世話になる可能性が高くなります。

甘エビの代金だけでなく、治療費、薬代をさらに払うことになることも考えて、捨てるようにして下さいね。

黒く変色することが腐っている目安ではないことがさらにご理解していただけたと思います。

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甘エビの下処理の方法は?

甘エビは小さいため、きちんと洗って出荷されているわけではなく、雑菌や汚れが付いている場合があります。

甘エビは刺身として生で食べる場合が多いため、きちんと洗って下処理するのがおすすめです。

甘エビの下処理前の洗い方

1.塩水を用意します。塩水は海水程度の濃さを目安にします。

厳密にする必要はないですが、水500mlに食塩大さじ1杯強程度を入れると海水程度になります。

2. 塩水に漬けながら、甘エビを殻や頭が付いたままで洗います。

頭にはひげや足がついているためケガをしないように気を付けて下さい。

3. 流水で甘エビを洗い、塩水を取ります。

4. キッチンペーパーで余分な水分を取り除きます。

雑菌や汚れが取れると食中毒の危険が減ります。

甘エビなどのエビの食中毒は吐き気や腹痛などになるため、苦しくなりますので健康のためにもしっかり洗って下さい。

塩水を使って洗うことで、生臭さも取れるため、美味しさがアップします。

さらに甘エビの余分な水分も塩に取られるため、身が引き締まりコリコリ、プリプリした食感もアップします。

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甘エビの下処理の方法

1. 頭を切り取ります。

2. 青い卵があった場合には、卵を取り除きます。

頭を切り取った場所から小さいスプーンなどを入れ、卵を取り除きます。

3. 尾以外の殻を頭の付いていた方から順番に取り除きます。

尾が付いたままの方が刺身だと尾を持って身に醤油をつけて食べやすいです。

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まとめ

甘エビは黒く変色していても腐っているのではなく、リンゴのように酸化して変色しているだけです。

腐ったエビは、鼻が曲がるほどの臭さ、ぬめりが生じるので見分けるのは簡単です。

ひどく腐ったエビは身が溶け、汁が出るほどになります。

生で食べる甘エビは洗うことが大切です。

洗い方:海水程度の塩水で洗う→流水で塩を流う→キッチンペーパーで拭く

下処理方法:頭、卵、尾以外の殻の順番で取り除く

記事作成:管理栄養士 SIMO

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