春の訪れを感じる山菜と言えばふきのとう。春の苦みと香りは贅沢な味わいです。
さて、ふきのとうを食べるには下処理とあく抜きをする必要があります。
どちらも簡単に出来る方法をご紹介します。定番のてんぷらやふき味噌を作る前に下処理をすると、グッと美味しくなりますよ。
今回は、
・ふきのとうの下処理
・ふきのとうのあく抜き
の簡単な方法をご説明します。
ふきのとうの下処理の方法は?
1、水で洗って泥を落とす
2、外側の硬い皮や変色している皮をむく
3、根元や葉先が黒くなっていればカットする。
4、処理したふきのとうは変色しやすいので、水をボールに入れておいて、処理出来たらどんどん入れていく
5、水が変色するので、きれいな水に入れ替える
野生のふきのとうは結構汚れていますので、よく水で洗って泥やゴミをを落としてください。外側の硬い皮や変色している皮は取り除くようにします。根元や葉先も黒っぽくなっていたり、変色していれば取り除く必要があります。
これで、まずはふきのとうの下処理は完了です!次にあく抜きの方法をご説明していきますね。
ふきのとうのあく抜きの方法は?
・沸騰したお湯で茹でる方法
・重曹を入れたお湯で茹でる方法
ふきのとうのあく抜きの方法は2つの方法があります。重曹を入れた方が短時間で調理に取り掛かれるので時間がない方におすすめのあく抜きの方法です。
苦みがニガテな方にはしっかりとあく抜きする方法もご紹介しますね。
それでは、ふきのとうをあく抜きして、美味しい春の味を楽しんでくださいね。
茹でてあく抜きをする方法
名前
1、沸騰したお湯に3~5分ふきのとうを入れる。(柔らかくなればOK!)
2、茹でたあとに、ふきのとうを5分~1時間ぐらい冷水にさらす。
※苦みが苦手な方は長時間(最大1晩)冷水にさらすと苦みがマシになりますよ。
<苦みが苦手な方はこっち!>
1、茹でる前に水に1晩つけておく(苦みが苦手って方はかなり苦みが抜けます。でも、香りも少なくなる可能性もあり;;)
2、沸騰したお湯に3~5分ふきのとうを入れる。(柔らかくなればOK!)
3、茹でたあとに、ふきのとうを1晩冷水にさらす。
このあく抜きの方法は一番手軽な方法です。茹で時間はふきのとうの硬さを見て調整してくださいね。
ふきのとうの苦みは、茹でた後に長時間冷水につけているとマシになりますよ。私は、苦みがあってこそ春の味って感じがするので、ほどほどの苦みを美味しくいただいています^^
しかし、苦みが苦手な方はいらっしゃいますよね。
苦みをしっかり取る方法も簡単!茹でる前日から水につけておくと苦みが抜けます。また、茹でた後も冷水に長時間つけると苦みがマシになります。
ただし、香りも薄くなってしまう可能性があるので程々にするのが美味しいコツですよ。
重曹を使ってあく抜きをする方法
名前
1、沸騰したお湯1リットルあたり重曹を小さじ1杯ぐらい入れます。
2、ふきのとうを1分半ぐらい茹でます。
3、茹でたあとに、ふきのとうを30分ぐらい冷水にさらす。
重曹を入れて茹でると、柔らかくなりやすいので茹ですぎに注意です。茹で加減を良く見ておいてくださいね。
茹でた後に冷水にさらす時間も重曹を入れると短時間で大丈夫です。時間がない!今すぐふきのとうを食べたい!って方は重曹を使うのがおススメですよ。
ふきのとうの食べ方は?
・天ぷら
・おひたし
・ふきのとう味噌
・パスタ
ふきのとうは、天ぷらや味噌にするのが大好きです。時にはおひたしやパスタも良いですね。色々な食べ方で春の訪れを感じることができますよ。
天ぷら
ふきのとうの天ぷらは、あく抜きはする必要ありませんが、下処理はしてキレイにしましょう。
まずは、しっかりと洗って、外側の硬い皮や変色している皮をむいて、根元や葉先が黒くなっていればカットするようにしてください。
片栗粉をまんべんなくつけて揚げると出来上がりです。ココでポイントは、小麦粉や天ぷら粉ではなくて片栗粉ってところです。ふきのとうには片栗粉で揚げるとサクサクで美味しく仕上がりますよ。
私が参考にしたレシピはこちらです。
参考 簡単ふきのとうのサクサク天ぷらクックパッドおひたし
おひたしを作るときは、下処理とあく抜きをしてからすると程よい苦みと香りを楽しむことが出来ます。
味付けは、しょう油と酒とみりんですると料亭のお味になります。簡単にするなら「めんつゆ」もありです。
ふきのとう味噌
ふきのとう味噌はご飯につけて食べると美味しいですよね。苦味と甘みが絶品です。
作り方は簡単!
<材料>
ふきのとう 6個~8個ぐらい
味噌 大さじ2
みりん 大さじ2
砂糖 小さじ1
ごま油 小さじ1
<作り方>
1、ふきのとうは下処理とあく抜きをする
2、茹でたらみじん切りにする
3、ごま油でみじん切りのふきのとうを炒める
4、調味料を入れて水分を飛ばすように混ぜて加熱する
これだけでふきのとう味噌が出来上がります。買うと結構高いのですが、作るとこんなに簡単に出来るのですよ!
パスタ
ふきのとうは和の食材という感じがしますが、パスタの具材にしても美味しいんですよ。春のパスタってオシャレですよね^^
下処理とあく抜きをしたふきのとうとベーコンをオリーブオイルで炒めてパスタと混ぜるだけですが、とても美味しいですよ。
ふきのとうは、まずは基本の天ぷらで味わうのが良いですね。まだふきのとうがあれば、色々とアレンジして美味しく頂きましょう。
まとめ
ふきのとうは、まずは下処理をしてからあく抜きをします。どちらもやってしまえばとっても簡単な方法です。
<ふきのとうの下処理>
1、外側の硬い皮や変色している皮をむく
2、根元や葉先が黒くなっていればカットする。
<ふきのとうのあく抜き>
・沸騰したお湯で茹でる方法
・重曹を入れたお湯で茹でる方法
ふきのとうは、春の訪れを感じますよね。ふきのとうは、天ぷらやお浸しなどでいただくと香りを感じて美味しいですね。
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