松茸と言えば値段も高くて秋にしか手に入らない贅沢品です。
ハウス栽培などの人工的には作られないため、天然物しかありません。
中国などの外国産の松茸は輸送時間がかかるため、香りが減ってしまいます。
このため、国産を選ぶと香りはしっかりしますが値段は高いですね。
そんな贅沢なマツタケをとびっきり贅沢に食べないと損ですね。
特に松茸の香りを楽しめ、風味も損なわない調理方法が大事になってきます。
ここでは香り豊かな絶品レシピを紹介します。
読んでいるだけで松茸の香りを思い出してしまい、唾液が止まらないですよ^^
記事作成:管理栄養士 SIMO
目次
焼き松茸:シンプルな贅沢!
松茸を焼くだけのシンプルな贅沢料理です。
調理中から松茸の香りがするため、食欲がそそられます。
調理は他のおかずがすべてできてから最後にするのが香りをより楽しむポイントです。
洗い方と下処理の方法はこちら>
松茸の洗い方と下処理の方法!ぬめりの対処法はコレだ!
焼き松茸のレシピ
松茸を下処理します。
松茸を網の上に乗せて焼きます。
軽く焦げ目がつく程度にまんべんなく焼きます。
食べる時に指で割き、スダチなどの柑橘類やポン酢などをつけて食べます。
松茸のほうろく焼き:松茸の旨みが凝縮で美味しい!
ほうろく焼きは、江戸時代からの調理方法です。
「ほうろく」という素焼きの器に塩と松茸を蒸し焼きにしたものです。
水分の多い松茸を塩と一緒に蒸し焼きにするため、松茸の味がギューッと濃縮されます。
松茸の贅沢な香りと味わいがたまりませんよ!
ほうろく焼きのレシピ
松茸を下処理します。
松茸の石づきのあった部分から手で割きます。
ほうろくに塩、松茸を入れます。
蓋をして蒸し焼きにします。
そのまま食べても良いですし、スダチなどの柑橘類やポン酢をかけて食べます。
松茸だけでなく、秋の味覚である銀杏、栗、エビなども一緒に蒸すとより美味しく贅沢になります。
松茸のホイル焼き:手軽に贅沢なおいしさを!
ほうろくを用意するのは大変な人におすすめの方法です。
ホイルに松茸を包んで香りをホイルの中に閉じ込め、うま味も閉じ込める調理方法です。
ホイルを開けた瞬間に松茸の香りがフワッとして食欲がそそられます。
手軽にうま味たっぷりで贅沢な食べ方が出来るのが良いですね。
松茸のホイル焼きのレシピ
松茸を下処理します。
松茸の石づきのあった部分から手で割きます。
アルミホイルに松茸、酒少々、塩少々入れ、包みます。
網の上に乗せて焼きます。
網がない場合には魚用のグリルで焼いても良いです。
弱火で5分程度、焼きます。
食べる直前に包んだアルミホイルを開け、スダチなどの柑橘類をかけて食べます。
松茸の土瓶蒸し:風味と旨みを贅沢に味わう!
土瓶に入れて蒸すだけの料理です。
松茸だけでなく、エビや鶏肉、三つ葉も一緒に入れます。
松茸の風味が淡泊な味のエビや鶏肉に移るため、松茸の風味を贅沢に満喫できます。
土瓶蒸しのレシピ
白出汁を作ります。
土瓶に下処理した松茸、エビ、鶏肉、三つ葉を入れます。
土瓶の蓋をしめて10分程度、蒸します。
食べる直前にお好みでスダチなどの柑橘類を入れて食べます。
松茸のお吸物:松茸の香りを手軽に味わう贅沢さ!
作り方、味は土瓶蒸しとほとんど変わらないため、土瓶蒸しがない人におすすめです。
土瓶と違い蓋を上手く使って作り、盛り付け後も蓋をしめておけば、松茸の香りを閉じ込められるのが特徴です。
手軽に贅沢な松茸のお吸い物が出来るのが嬉しいですね。
松茸の吸物のレシピ
鍋に白出汁を作り、塩、淡口醤油で味を調えます。
鍋の白出汁が沸騰したら、下処理をした松茸を入れます。
再度、沸騰したら三つ葉を入れます。
すばやく、汁椀に入れ、蓋を閉めます。
さらに贅沢にしたい時には鱧を入れるのがおすすめです。
ふっくらした鱧の白身に松茸の食感と風味と香りが追加され贅沢な一品になります。
松茸入り茶碗蒸し:香り豊かな贅沢な味わい!
茶碗蒸しの具にきのこではなく、松茸を使った贅沢な料理です。
松茸をしっかり味わう時には、具を少なめにするのもポイントです。
例えば、白身魚、松茸、三つ葉にすると松茸の味を損なわずに食べられます。
松茸の吸物のレシピ
卵を溶き、かつお出汁、塩、砂糖、淡口醤油、酒を入れ、漉します。
白身魚は食べやすい大きさに切り、湯引きをしておきます。
松茸は下処理し、食べやすい大きさにしておきます。
茶碗に白身魚と松茸を入れ、卵液を入れます。
蒸し器で蒸し、途中で三つ葉を添え、再び蒸します。
松茸ご飯:贅沢の最上級のきのこご飯!
きのこご飯の中で最上級の贅沢が松茸ご飯です。
炊きあがりに松茸の風味がしっかりします。
松茸の数が少なくても豪華にできる一品です。
お米1合に松茸1本を目安にするとしっかりと味わえます。
松茸ご飯のレシピ
お米を研ぎ、白出汁、塩、みりん、酒を入れ、炊飯器の分量の目盛まで水を入れます。
下処理した松茸を手で割いて炊飯器に入れ、炊きます。
より贅沢にする場合は、土鍋で炊くと良いです。
松茸の天ぷら:豪華なメイン料理に!
松茸の風味を贅沢に天ぷらの衣をつけることで閉じ込め味わう調理方法です。
秋の味覚のさつまいもだけでなく、エビ、白身魚なども追加するとより豪華な一品になります。
松茸の天ぷらのレシピ
松茸、エビ、白身魚、さつまいもを下処理します。
天ぷらの衣を作り、松茸、さつまいも、エビ、白身魚の順につけ、揚げていきます。
エビや白身魚を先に揚げると揚げ油に臭いが移るため、松茸を先に揚げるのがポイントです。
すだちと天つゆ、抹茶塩をつけて食べます。
松茸の贅沢な食べ方のまとめ
<松茸を贅沢に食べるためのおすすめレシピ>
・焼き松茸
・ほうろく焼き
・ホイル焼き
・土瓶蒸し
・吸物
・茶碗蒸し
・松茸ご飯
・天ぷら
道具も容易に集められ、簡単に作れるのは、ホイル焼き、吸い物、松茸ご飯です。
道具は不要ですが、手間のかかる天ぷらは、他のおかずも一緒に作れるため献立を考えるには便利です。
松茸ご飯、松茸のホイル焼き、松茸と鱧の吸物、松茸、エビ、白身魚の天ぷらの献立で豪華な松茸尽くしを楽しみたいですね。
記事作成:管理栄養士 SIMO
松茸の洗い方と下処理の方法!ぬめりの対処法と風味を損なわない!
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