秋刀魚の塩焼きに合うおかず・献立！副菜の付け合わせをもう一品！

秋の味覚の代表的な魚と言えば、秋刀魚です。
秋刀魚は季節によって脂肪量が変わり、秋の秋刀魚は最も脂がのり、美味しいですよね。

新鮮なものは刺身にもでき、フライ、かば焼きなどもありますが、シンプルに塩焼きにすることが多いですね。

秋刀魚の塩焼きは焼くだけで簡単ですので、他のおかずはどうしようか悩んでしまいます。
秋の美味しい秋刀魚の味を損なわないおかずや汁物が気になると思います。

本記事では、管理栄養士が考える秋刀魚の塩焼きの献立のポイント、相性の良いおかず類、具体的な献立例を紹介します。

記事作成：管理栄養士  SIMO

秋刀魚の塩焼きの献立を考えるときのポイントは？

秋の秋刀魚はなんといっても脂がのっていて、美味しいですよね。

献立のポイントは口の中の脂をサッパリさせて、最後まで美味しく秋刀魚の脂を堪能することです。
サッパリさせるには、大根おろし、酢の物、汁物などがあげられますね。

秋刀魚は脂がのっているので、エネルギーが高いです。

秋刀魚の脂には頭が良くなる効果が期待できるDHAや生活習慣病予防が期待できるEPAが豊富なので、食べたいです。

このため、おかずには低カロリーなものを選ぶと栄養バランスもよくなります。

さんまの塩焼きに合うおかず・副菜は？

秋刀魚の塩焼きは、酢の物、なます、おろし和え、大根おろしとの相性がとても良いです。

秋刀魚は脂がのっていて美味しいですが、ずっと食べると味覚が鈍感になってしまいますので、サッパリした酢を使った酢の物、なますがおすすめです。

大根おろし、おろし和えは大根の酵素が胃もたれ予防をしてくれ、秋刀魚の内臓と一緒に食べると苦みを減らしてくれるので食べやすくなります。

具体的には、酢の物は、きゅうり、にんじん、キャベツ、もやしなどを中心に作ると良いですよ。

なますは、大根、きゅうり、かぶ、柿などを具に選ぶと良いです。

おろし和えは、大根おろしとなす、きゅうり、オクラ、なめこやしめじなどのきのこがおすすめです。

秋刀魚の塩焼きに合う汁物・スープは？

秋刀魚の塩焼きは、みそ汁、すまし汁、豚汁、けんちん汁との相性がとても良いです。

さんま塩焼きは和食の出汁が利いている物と食べると美味しい献立になります。

みそ汁とすまし汁の具は、なめこやえのきだけなどのきのこ、にんじん、小松菜などの葉物野菜を中心にすると秋刀魚を引き立ててくれます。

さんまの塩焼きに合うご飯ものは？

秋刀魚の塩焼きは白ご飯が進みますので、白ご飯がおすすめです。

せっかくの秋の味覚を楽しみたい！白ご飯だとご馳走感がない！という場合もありますね。
さつまいもご飯、栗ご飯、きのこご飯などがおすすめです。

いずれも秋の味覚なので秋刀魚の塩焼きを食べる頃には旬を迎えるので美味しさは良く、脂っぽさもない具なので秋刀魚とも相性はばっちりです。

ただし、さつまいもと栗は糖質が多いので、茶碗に盛り付けの際にはいつもと同じ量にすると太ることは避けられますよ。

秋刀魚の塩焼きにおすすめの献立は？ 

色々なおかずをご紹介しましたが、献立を考えるとなると迷ってしまいますよね。

そこで、管理栄養士が考えた秋刀魚の塩焼きをメインとしたおすすめ献立を具体的に紹介します。

①秋の味覚を満喫献立

秋の味覚のさつまいも、秋刀魚、きのこを中心にした献立です。

大根おろしのサッパリ加減と秋刀魚の脂の相性はばっちりですが、大根おろしだけだと寂しいので、きのこと一緒に和え物にします。
醤油やポン酢で味付けするのがおすすめです。

②秋の味覚を満喫献立

秋の味覚のきのこ、秋刀魚、柿を中心にした献立です。
なますの酢、汁物があるため、秋刀魚の脂と相性がよいです。
なますには、柿を使うのでより秋っぽさを感じられますよ。

③食欲の秋を満喫献立

秋刀魚は食べ応えもあり、豚汁の具は秋の味覚がたくさん使われ、食物繊維も多く満腹になる献立です。
豚汁用の野菜、梨を全て切り終え、秋刀魚を焼きながら、豚汁を煮込めば、時短できます。

④インスタントを頼ると簡単！純和食献立

栗ご飯は、栗を買ってきて剥いても良いですし、手軽にするにはインスタントやすでに剥いて売っている物を使うと炊飯器が後はしてくれるので簡単にできます。

大根おろしは普通のおろし金を使っても良いですが、ジューサーを活用すると時短できます。
おろし金でおろしたものよりは、サラサラになりますが、時短優先であれば気になりませんよ。

⑤簡単！純和食献立

秋刀魚を焼いている間に、野菜を切って、みそ汁と酢の物を作れるので、調理時間も短く簡単です。

忙しければ、インスタントみそ汁にして野菜が少ないのが気になる場合は乾燥わかめをみそ汁に一緒に入れれば、栄養バランスも良くできます。

さんまの塩焼きのまとめ

秋の秋刀魚は1年で最も脂がのり、美味しいです。
献立のポイントは、秋刀魚を美味しく食べるには、さっぱりとした副菜と食べることです。

サッパリさせるには、大根おろし、酢の物、汁物などがあげられますね。

秋の味覚と酸味、汁物を組み合わせた「さつまいもご飯、秋刀魚の塩焼き、きのこと大根のおろし和え、小松菜と人参のみそ汁」の献立がおすすめです。