春の味覚と言えば、たけのこと言う方も多いのではないでしょうか。私はたけのこが大好きで、毎年採れたてを道の駅で買ってきています。
新鮮で採れたてのたけのこは、春の短い期間しか食べることが出来ませんが、天ぷらや煮物にすると美味しいですよね。
美味しくたけのこを食べるためには、あく抜きをして下処理をする必要があります。
それでは今回は、重曹や米ぬかであく抜きをして、苦味やエグミが簡単に取れて美味しさが倍増する方法をご紹介します。
重曹・米ぬかがない方はこちら>
たけのこのあく抜き!米ぬかない場合はとぎ汁・お米で下処理する!
たけのこを重曹を使ったあく抜き方法は?
たけのこのあく抜きには重曹を使ってするのがおすすめです。重曹はホームセンターや100均でも手に入って安いので使いやすいですよ。
それでは、重曹を使ったあく抜きの方法を紹介していきます。
1、食用の重曹を準備する。もしなければ、ベーキングパウダーを代用として使うこともできます。
2、たけのこは皮を剥いでおきます。
3、たけのこ全体が入る大きめのお鍋にたっぷりのお湯を沸かします。
4、お湯1 L に対して大さじ一杯の重曹を、お湯の量に合わせて入れます。
5、お湯が沸いたら皮を剥いたたけのこをお鍋に入れて、30分ほど煮ます。
たけのこの大きさや太さによっても煮る時間が変わりますので、 たけのこの様子を見ながら時間調整をしてくださいね。
6、ある程度の時間煮たら、たけのこに竹串を刺してみましょう。この時竹串がすっと刺されば完成です。
7、火を止めてお湯が冷めるまでそのまま放置しておくと、 アク抜きが終わります。
新鮮なたけのこは、このようにお鍋に重曹を入れて煮るだけで簡単にあく抜きをすることができるんですよ。
また、すぐに使い切れない分のたけのこは、 タッパーなど密封容器に水を入れて、たけのこを浸けて保存しておくようにしましょう。
茹でた後もたけのこからアクが出てくるので、 使い切るまではお水を毎日交換することがポイントです。こうすることによって、新鮮で美味しいたけのこを維持できますよ!
たけのこを米ぬかを使ったあく抜き方法は?
たけのこのあく抜きといえば昔から米ぬかを使うイメージがありますよね。
昔ながらのやり方で、現代でも引き継がれている方法です。
私もたけのこのあく抜きをしたことがありますが、 初めてあく抜きをした時は、祖母のやり方をマネて米ぬかを使用してアク抜きをしました。
それでは、米ぬかを使ったあく抜きの方法をご説明していきます。
1、まずたけのこの皮を3枚程度剥いて、 根元の固い部分を少しだけ切り落としておきます。
2、そしてたけのこに火が通りやすくするように、 真ん中に切れ目を入れておきましょう。
もしお鍋にたけのこが丸々入らないという場合は、切れ目を入れるのではなく半分から1/4に切ってしまっても大丈夫ですよ。
3、鍋にたけのこを入れて水を注ぎます。
4、そこに米ぬかを入れて全体を混ぜます。
5、落し蓋をして火にかけましょう。
6、お湯が沸騰するまで強火で火にかけ、沸騰してから弱火にして1時間ほど茹でます。
茹でている間に水が減ってきた時は、その都度足すようにしましょう。
7、ある程度時間が経ったら竹串を刺して、すんなりと串が通るか確認しましょう。
たけのこの大きさや太さによっても時間が変わってくるので、茹ですぎないように何度か確認するといいですよ。
8、竹串がすんなり通れば火を止めて、 そのまま冷ましておき、冷めたら残りの皮を剥いて終わりです。
米ぬかでアク抜きをする時は皮を残したまま茹でると紹介しました。
※注意点※
米ぬかを使用したあく抜きは、お湯が吹きこぼれてしまうとコンロなどに米ぬかも一緒に溢れてしまうため、 後始末が大変になってしまいます。
強火で沸騰させる際は吹きこぼれに注意して、火加減を調整してくださいね。
まとめ
<たけのこのあく抜き方法>
・たけのこの皮を剥いて、重曹で30分ぐらい煮る
・たけのこの皮は残して、米ぬかで1時間ぐらい煮る
重曹・米ぬかがない方はこちら>
たけのこのあく抜き!米ぬかない場合はとぎ汁・お米で下処理する!
今回はたけのこのあく抜き方法を2種類紹介しましたが、手軽にあく抜きできるのは重曹の方かもしれませんね。
重曹でアク抜きをすると、少し黄色がかったようなたけのこに茹で上がってしまいます。色が黄色くなるのは若干ですが、たけのこの綺麗な色を料理に取り入れたいという場合は避けた方が良いですね。
米ぬかでアク抜きをする場合は、吹きこぼれなどを回避できても、鍋に米ぬかがべっとりと付いてしまうので、アク抜き後のお鍋の後片付けが意外と大変なんですよ。
ですが、アク抜きを米ぬかですることによって、米ぬかの甘みがたけのこに付き、筍の美味しさをさらに引き出してくれます。
重曹の場合は風味をつけることができませんが、 米ぬかは米ぬかの風味をつけることができるのです。
どちらの方法でアク抜きをしてもメリットやデメリットがありますが、それぞれにあったやり方でアク抜きをして、春の味覚を最後まで楽しんでくださいね。
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