白菜を買って来たら黒い点々がついていて、食べれるのか心配になったことはありませんか?カビや虫のようにも見える正体不明の黒い斑点にびっくりして捨ててしまったという方もいますよね。
私も鍋をしようと思ってハクサイを切ったら、黒い点々だらけでギョッとして一生懸命に一枚一枚黒い点々をそぎ落としたことがあります。すっごい手間でした・・・(*ノωノ)
そんな、白菜の黒い斑点の正体は「ゴマ症」というものです。ゴマ症って聞き覚えがないけれど、「食べてもいいの?」「カビではないの?」と気になることをすっきりしましょう。
この記事では、
・白菜の黒い点は何なのか?
・白菜の黒いブツブツは食べても良いのか?
・黒い斑点が出る原因は?
・ゴマ症の白菜は味に変化はあるのか?
についてご説明します。これで黒い斑点がある白菜に出会っても安心できますよ!^^
白菜の黒い点は何?食べても害はない?
・黒い点はポリフェノールが白菜の表面に出たもの
・黒い点がある白菜は食べても大丈夫!
・白菜の全体的に黒いポツポツがある
・芯の白い部分に一部だけ黒い点々がある
・白菜の内側の筋にそって黒くなっている
・カビや虫食いのように黒い点々がある
このような黒い点がある白菜を購入することがありますよね。一部だけなら大丈夫かなと思いますが、全体的に黒い点が沢山付いていると食べると身体に害があるのではないかと心配になりますよね。
白菜の黒い点は「ゴマ症」という生理障害です。黒い点々が黒ゴマを振ったように見えるのでその名の通りですよね。ゴマ症は病気やカビ、虫ではなく、白菜の表面に「ポリフェノール」が出てきたものです。
白菜の黒い点は見た目だけの問題で食べても全く問題ありません!
今まで黒い部分が気持ち悪くて、捨ててしまったり、そぎ落としていた方も、これからは安心して食べてくださいね!
それでは、次は黒い斑点である「ゴマ症」が白菜に出る原因についてご説明していきます。
黒い斑点が出る原因は?
1、肥料の窒素のやりすぎ
2、栽培中に低温・高温になったため
3、収穫時期の遅れ
4、収穫後に低温で保管していたため
「ゴマ症」というポリフェノールが表面に出てくるのは白菜の「生理障害」が原因です。白菜の栽培中の環境や状況によって生じるものです。白菜の「ゴマ症」は栽培状況の環境によって割と頻繁に起こってしまうのです。
1、肥料の窒素の影響
栽培中に窒素系の肥料のあげすぎで黒い点がでることがあります。農家さんも肥料やりには十分注意されていますが、やはり個体差で黒い点が出てしまうことあります。
2、栽培中の気温の変化
低温や高温など気温の激しい変化があった場合でも黒い斑点が出てしまいます。気温の変化は農家さんではどうすることもできないので辛いですよね。
3、収穫時期の遅れ
また、収穫時期の遅れも「ゴマ症」になる原因となります。さすがに大幅に収穫時期が遅れるってことはないと思いますが、白菜の個体差によって、収穫したときには黒い斑点が出てしまっているというのもあります。
4、収穫後の低温の保管
収穫後に低温で保管してしまっために黒い斑点がでることもあります。保管倉庫や運搬中や冷蔵庫の冷え過ぎなども原因となります。
このように白菜は栽培中や収穫後も色々なストレスを受けています。黒い点である「ゴマ症」は白菜が受けたストレスと言われており、白菜が頑張った証拠になるのです。
「ゴマ症」の白菜の味の変化は?
味に大きな変化はない!
黒い点がある白菜は、味が若干落ちるという説や寒い気候にさらされているのでむしろ甘みが増しているという説など色々あります。
私が食べた感じでは、黒い点があるからと言って特に大きな味の変化はないように思います。冬の白菜はどれも美味しいし甘みがあるので、それが黒い点があるからと言って大きな差があるようには思えません。仮に味が落ちていたとしても気になるレベルではないということです。
味の変化は問題ないので、あとは見た目が気にならない料理にすると良いですね。白菜と豚肉のミルフィーユ鍋とか、白菜のクリーム煮も美味しいですね。あとは普通にお鍋をしたり炒め物や味噌汁にしても気にならないですよ!サラダは黒い斑点が目立つので、気になる方はやめておいた方がいいですね。
まとめ
<白菜の黒い点は何?食べても害はない?>
・黒い点はポリフェノールが白菜の表面に出たもの
・黒い点がある白菜は食べても大丈夫!
<黒い斑点が出る原因>
・肥料の窒素のやりすぎ
・栽培中に低温・高温になったため
・収穫時期の遅れ
・収穫後に低温で保管していたため
<ゴマ症の白菜の味の変化>
・味に大きな変化はない!
鍋や炒め物、サラダなど色々な料理に使えて便利な白菜は寒い季節の必須の野菜ですよね!白菜の黒い点はポリフェノールなので食べても何も問題はありません。また、味も普通の白菜とほとんど違いはありませんので安心してくださいね!
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