野菜をお試し出来るって知ってる?>

たけのこのあく抜き!米ぬかない場合はとぎ汁・お米で下処理する!

 

春の食材といえば代表的な筍がありますよね。

たけのこ特有の食感や風味は、旬の時期しか味わうことができないとっても美味しい食材です。

たけのこ掘りに行く方もいれば、 たけのこ掘りに行った方からたくさん頂くという方もいますよね。

春の味覚を味わうことができるので嬉しいですが、少し面倒に感じるのはたけのこのあく抜きではないでしょうか。

ですが、家であく抜きをするときも、特に準備をする必要もなく家にあるものであく抜きが簡単にできるんですよ。

重曹や米ぬかであく抜きするなんて、無理!家にないよ!という方も安心です。

今回は、お米か、米のとぎ汁を使った簡単なあく抜き方法を紹介していきます。

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たけのこのあく抜きはお米を使うと簡単!

たけのこのあく抜きといえば重曹、米ぬかを使う方法が定番ですが、重曹が家になかったり、米ぬかはなかなか手に入りません。

定番の重曹・米ぬかを使った方法はこちら>
たけのこのあく抜きは重曹で簡単!米ぬかを使って絶品タケノコ!

でも、実は、重曹や米ぬかがなくても、自宅にあるお米で簡単にあく抜きをすることができるんですよ。

確かに米ぬかはお米に付いていたものなので、代用できるよね?!とピンと来るはずです。それでは、さっそく始めて見ましょう!

<お米を使った簡単なあく抜き方法の手順>

1、たけのこの皮は3枚ほど剥いておきます

 

2、 たけのこの先を斜めに数センチほど切り落として、真ん中に切れ目を入れておきましょう。

 

3、たけのこ全体が光るくらいのお水を鍋に入れて、生のお米、そして鷹の爪を一緒にお鍋に入れましょう。

生米の量はたけのこ500gで大さじ3、鷹の爪は3本ほどを目安に、たけのこの量に合わせて調整してくださいね。

 

4、お鍋の水が沸騰するまで強火で火にかけ、沸騰したら弱火にして1時間ほど茹でます。

 

5、たけのこの太さや大きさによっても異なってきますが、30分以上経過したら竹串を刺してみましょう。

 

6、スッと竹串が通るようになったら火を止めます。

 

7、そのままの状態で半日から1日放置して、最後に残っている皮を全部抜きます。

この時鍋の中から取り出さずに、お水に浸かったままの状態で皮を剥きましょう。あく抜きが進むので取り出さないようにすると、 しっかりとあく抜きができます。

たけのこは収穫してから時間が経過するほどえぐみが強くなってしまいます。

できるだけアク抜きは早くすると、苦みやエグミがない美味しいたけのこになりますよ!

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たけのこのあく抜きに米のとぎ汁を使う方法!

上記では生米を使ったあく抜き方法を紹介しましたが、ご飯を炊く時にお米を洗った時に出る米のとぎ汁でもたけのこのあく抜きをすることができるんですよ。

捨てるはずだったとぎ汁を残しておくだけで、他に準備するものもなく簡単にあく抜きができます。

<米のとぎ汁を使ったたけのこのアク抜きの手順>
1、たけのこの皮は全部剥いておきます。

 

2、たけのこが入る大きさの鍋を用意し、そこにたけのこが浸るくらいのとぎ汁を注ぎましょう。

多めに準備しておくと茹で汁が減っていても足すことができますよ。

 

3、鍋にたけのこと研ぎ汁を入れたら、火にかけて水を沸騰させます。

 

4、沸騰するとあくが出てくるので、あくが出てきたら取り除いていきましょう。

 

5、この時点である程度あくが取れたら、アルミホイルやクッキングシートを使って落し蓋をし、1時間ほど弱火で茹でます。

 

6、1時間経過したら、火を止めて3時間ほどそのまま放置しておきます。

 

7、放置している間もたけのこ全体が使っているようにしてくださいね。

 

8、3時間以上経過したら取り出して洗い流して完成です。

このように1時間ほどは鍋のそばについていなければなりませんが、1時間経過して放置している間は何もしなくてもいいので、鍋のそばから離れることもできます。

捨てるはずだったお米のとぎ汁だけで簡単にあく抜きができるのですから、面倒な気持ちも薄れるのではないでしょうか。

気軽にたけのこのあく抜きができるので、一度あく抜きしてしまえば思う存分たけのこを味わうことができますよ。

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お米やとぎ汁であくが抜ける理由は?米ぬかいらず?!

<カルシウム>
・アクのえぐみを取る
・堅いたけのこを柔らかくする

<アルカリ性>
・アクのえぐみを取る
・白い綺麗なたけのこにする

米・とぎ汁のカルシムの力であく抜きする!

たけのこのあく抜きといえば米ぬかでするのが定番といえますが、なぜ米ぬかがなくても生米やお米のとぎ汁であく抜きが簡単にできるのでしょうか。

まずお米やお米のとぎ汁にはカルシウムが含まれています。

たけのこはあく抜きを必ずしなければいけませんが、たけのこに含まれているえぐみの物質に、 カルシウムが作用してえぐみを感じにくくさせてくれるんですよ。

また、たけのこは繊維が多く、茹でる前はとっても堅いですよね。

あく抜きをする時に、生米やお米のとぎ汁に含まれるカルシウムが、このたけのこの繊維をほぐしてくれる役割もします。

米・とぎ汁のアルカリ性の力であく抜きをする!

また、たけのこのアクとなる物質は、 アルカリ性で取り除くことができるのです。

まさにアルカリ性のお米やお米のとぎ汁は、たけのこのあく抜きにぴったりなんですよ。

またお米やお米のとぎ汁でアク抜きをすることにより、たけのこの白いままの状態を保ってくれる働きもあります。

料理にも綺麗な色をしたたけのこを使うことができるんですよ。

ですから、たけのこのあく抜きには生米やお米のとぎ汁だけで、 簡単にできてしまうのです。

まとめ

<お米を使ったあく抜き方法>
たけのこ、お米、鷹の爪を入れて1時間茹でる

<米のとぎ汁を使ったあく抜き方法>
たけのこを米のとぎ汁で1時間ほど茹でる

たけのこのあく抜きは必ずしなければ、たけのこの新鮮な味を美味しく味わうことができません。えぐみがあるたけのこは、食べれたもんではないですよね;;

ですが、お米やお米のとぎ汁だけで簡単にあく抜きができるので、 是非皆さんもこれらを利用してあく抜きをし、春の味覚のたけのこをしっかりと味わってくださいね。

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