卵は腐るとどうなる？３つの見分け方！賞味期限は長くてびっくり！

卵は色々な料理に使えるので冷蔵庫には常備していますよね。でも･･･うっかりしていて卵が腐ってしまうこともあります。そんなときには、腐ると匂いはどうなるのかの見分け方を知っていると安心です。

また、賞味期限が切れてもいつまで食べても大丈夫なのかの期間も気になるところです。

そこで今回は、

についてご説明します。

これで、古くなった卵の判断が簡単にできるようになりますよ！安心して食べることが出来ます＾＾

腐った卵の特徴は？

・割ると異臭がする

・黄味がすぐに崩れる

・水に浮く

卵が腐ったり、古くなるとこのような状態になります。特に卵を割って異臭がするとかなり危険です。完全に腐っていると判断できますので食べないようにしてくださいね。

それでは、詳しくそれぞれを見ていきましょう。

割ると異臭がする

腐った卵は割ると異臭がします。アンモニア臭や硫化水素の臭いがしたときは、細菌が繁殖して腐っていますので捨てるようにしてください。

硫化水素の臭いとは、温泉の硫黄のような臭いで、温泉卵を作っているところの臭いです。そんな感じの臭いがしたらアウトです。

黄味がすぐに崩れる

殻を割ると黄味がすぐにドローと崩れたり、黄味と白身がすでに混ざった状態のときは腐っています。

この状態はかなり古くなった卵ですので食べないようにしてください。

水に浮く

卵を水に浮かべると、古い卵は浮きます。新鮮な卵は水に沈みます。

沈んでしまった卵は古くなっていますので、割ってみて臭いが大丈夫か、黄味は崩れていないかを確認してください。

もう少し詳しく古い卵の見分け方についてご説明していきます。

古い卵の見分け方は？

ボウルに水を入れて卵を浮かべて、沈み具合で新鮮か古いかを判断します。

卵が浮いたり沈んだりする理由は、卵の中の空気の状態にあります。卵は古くなると殻の小さな穴から空気が入って、水に浮きやすくなります。

新鮮な卵は二酸化炭素が詰まった状態なので、重くて下に沈みます。

賞味期限が分からなくなったときは、この方法で判断をして古い卵を優先的に食べるようにすると良いですね。

卵の賞味期限は？

生食できる賞味期限：約2週間

硬いゆで卵の賞味期限：3～4日

半熟卵の賞味期限：１日

生食できる賞味期限は意外と長くてびっくりじゃありませんか？！生卵って日持ちする食材なのですよ。

しかし、ゆで卵など加熱したものはあまり日持ちしませんので、早めに食べるようにしてください。

生食できる賞味期限は？

卵に表示されている賞味期限は、「生食できる期限」のことです。ですので、賞味期限が切れた卵でも、加熱調理すれば問題なく食べることができます。

ちなみに･･･日本卵協会ＨＰにはこのように書かれています。

Ｑ１　卵の賞味期限はどれくらいですか？
Ａ：時期により異なりますが、卵の賞味期限は安心して「生食」できる期限を表示しています。

サルモネラ菌の増殖が起こらない期間は卵の保存温度によって決まります。英国のハンフリー博士の研究に基づいて算出され、家庭で冷蔵保存する７日間を加えたものです。

夏期（7～9月）が産卵後16日以内、春秋期（4～6月、10～11月）が産卵後25日以内、冬季（12～3月）が産卵後57日以内とされています。

実状はパック事業者と量販店、バイヤーの話し合いで決めておりパック後２週間（14日）程度を年間を通して賞味期限としている所が多いようです。

日本卵協会ＨＰより　http://www.nichirankyo.or.jp/qa/hinshitsu.htm

このように研究結果がでておりますので、国内で流通している卵の賞味期限は２週間程度が表示されていますが、実は賞味期限はもっと余裕があることが分かります。

ゆで卵の賞味期限は？

ゆで卵の賞味期限は、生卵に比べてかなり短くなります。

硬くゆでたものでも３～４日の賞味期限です。半熟卵であれば、当日食べるようにしてください。

ゆで卵に限らず加熱した卵料理は、細菌が繁殖しやすいため早めに食べることをおススメします。

まとめ

＜腐った卵の特徴＞
・割ると異臭がする
・黄味がすぐに崩れる
・水に浮く

＜卵の賞味期限＞
・生食できる賞味期限：約2週間
・硬いゆで卵の賞味期限：3～4日
・半熟卵の賞味期限：１日

卵は常に冷蔵庫にあるという方も多いですよね。身近な食材だからこそ腐った時にどのような状態になるのか、賞味期限について押さえておきたいですね。