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梅干しのデメリットはコレ!食べ過ぎは健康に悪いってマジ?毎日食べるときの効果は?

梅干しと言えば、夏に食べると元気になるとか、医者いらずと言われたりするのを聞いたことがありますね。

でも、梅干しは塩分が多いので食べ過ぎても大丈夫なのか気になるところです。

そこで本記事では、

梅干しを食べると、どんなメリットがあるのか
食べ過ぎるとどうなるのか
梅干しは1日何個食べるのがよいのか
健康に悪くなるデメリットがあるのか

をご紹介します。

梅干しが健康に良いからと言って、たくさん梅干しを食べてよいのか分かりますので、参考にして下さいね。

記事作成:管理栄養士 SIMO

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梅干しのデメリットは?

 梅干しのデメリットは、塩分が多いことのただ1つです。つまり、塩分を摂りすぎてしまうことがデメリットです。

梅干しを昔ながらの製法で作ると塩分が20%以上も含まれています。

日本食品成分表より梅干しの種を除く実の部分100gあたり塩分は22.1g含まれています。

1粒の大きさは色々違いますが、大きめの梅干し1個20gは塩分3.3gあります。

塩分3.3gは多いの?と思いますよね。

日本人は塩分が多すぎるのが指摘されていますので、塩分の目標値が国によって示されています。

日本人の食事摂取基準より男性は1日塩分8g未満、女性は1日塩分7g未満が目標とされています。

男性は塩分が必要だから多いのではなく、本当はもっと減らした目標としたいけれど、現実的に無理のため、この設定になっています。

世界保健機関では塩分5g未満が勧められていますが、味噌や醤油を使う日本人の食生生活の現状では到底無理のため、独自に設定されています。

例えば、梅干しを1日3食で1個ずつ食べると1日3個食べることになります。
塩分は9.9gになります。1日の目標の塩分量を大幅に超えてしまっているのが分かります。

女性は1日塩分7g未満のため、1食塩分2.3gに抑えたいと思うと梅干し1個で塩分3.3gを摂ってしまうとおかずに味が付けられません。

加工食品には塩分が含まれている場合も多いので、ウインナー、ハム、かまぼこなどは食べられないことになってしまいます。

梅干しは健康に良いので、たくさん食べたい!と思うかもしれませんが、塩分の取りすぎには注意してくださいね。

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梅干しを食べ過ぎるとどうなる?一日の適量は?

梅干しの塩分が多く食べ過ぎると塩分が多すぎになることがデメリットですが、具体的に何が心配かというと高血圧になることです。

高血圧が続くと動脈硬化、腎障害、心疾患、脳の障害になるリスクが高くなります。

梅干しを食べる適量は1日減塩タイプ梅干し1個以下です。

先ほどお話ししたように梅干し大きい物1個で塩分3.3gあり、1個でも多いことが分かりました。

最近は減塩タイプのものや、塩蔵ではなく、調味付けの物も販売されています。

梅干しの種を除く実の部分100gあたりの塩分は、塩蔵梅干しは22.1g、調味漬梅干しは6.9gと減塩梅干し5gとなっています。
製品によって多少前後しますので、表示の確認は必要です。

 

梅干しの栄養・効果は?

梅干しの栄養は、酸っぱいと感じるあの酸味です。

他にもナトリウム、カリウム、カルシウム、マグネシウム、鉄などのミネラル、ビタミンB群、食物繊維なども含んでいますが、1個にすると少ないです。

梅干しの酸味は、クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸などの有機酸によるものです。

この中でもクエン酸が一番多く含まれています。
医者いらずと言われるのは、このクエン酸の効果のおかげです。

クエン酸には、

 

・肝臓の機能を助け、疲労回復や二日酔い改善

・新陳代謝を促し、むくみ解消、美肌効果

・胃酸を増やし胃もたれと食欲不振の解消

・腸内環境を整えて便秘と下痢の解消

・菌が増えるのを防止して食べ物の食中毒を予防

 

などたくさんの効果があります。

塩分が多いと言いましたが、塩分が多いことでメリットが夏場にはあります。

それは熱中症予防と食中毒予防です。
汗をかくと身体の塩分が汗として外に出てしまい、塩分が不足してしまいます。

こんな時には塩分として塩と水分を摂ることが勧められていますが、塩をそのまま食べるのは、ちょっと美味しくないという人は、梅干しと水と飴がおすすめです。

梅干しの疲労回復効果も追加され、熱中症予防には最適です。

塩分が多いと腐りにくい特徴があり、梅干しの酸によって食べ物が腐るのを予防されるので、運動会など汗をかくときのお弁当に梅干しを入れるのは、ふりかけにするよりも良いですよ。

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梅干しのまとめ

<梅干しのデメリット>
・梅干しは塩分が多いので、塩分摂りすぎが心配。

<梅干しを食べ過ぎると?>
・塩分が多くなると高血圧になり、心疾患など多数の生活習慣病のリスクが高くなる
・梅干しを食べる適量は1日減塩タイプ梅干し1個以下。

<梅干しの栄養と効果>
栄養:梅干しの酸味・・・クエン酸、コハク酸、リンゴ酸、酒石酸
効果:疲労回復、二日酔い改善、胃もたれ解消、食欲増加など

梅干しは暑い季節や疲れた時にやっぱり食べたいものです。

塩分を控えた減塩タイプの梅干しを1日1個食べることで、塩分が多くなるデメリットを解消し、酸味の効果を引き出して下さいね。

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