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大根が苦い原因と対策は?煮物の苦味を消すリメイク方法はコレだ!

大根はおでんや煮物にすると美味しいですよね。でも、いつもと同じように作ったのに「大根が苦い!」となったことがありませんか?

大根が苦い理由は主に4つありますので、原因と対策をご紹介していきます。

また、煮物の苦味対策や苦い大根のリメイク方法もありますので、苦くなった大根で困ったときも安心してくださいね。

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大根が苦い原因と対策は?

・大根は夏場は苦いので、煮物は避ける
・大根は下の部分は苦いので、料理を工夫する
・皮の近くは苦みがあるので、皮は分厚くむく
・下茹をすると、苦みを取ることができる

大根が旬の季節ではないと苦い!

夏場の大根は苦み・辛みを感じることが多いので、風呂吹き大根など大根の味が分かりやすい料理は避けた方が良いです。私は、何度か夏に大根の煮物を作ったことがあるのですが、甘み・旨みがなくてどうも美味しくないのですよね。

夏場に大根が美味しくない理由は、ずばり旬の時期ではないからです。大根の旬は12月~2月です。この時期の大根は甘みがあって柔らかいので、おでんや風呂吹き大根などの煮物にすると美味しいですよね。

しかし、逆に夏場は、旬の時期ではないので、大根に苦み・エグミが出てきます。おでんや煮物など大根の味がよく分かる料理をすると、苦い!辛い!と感じて美味しくありません。

旬の季節以外は、薄く切って味噌汁に入れたり、炒め物にしてしっかりとした味付けをすると美味しく食べられます。夏場の大根は、大根だけで食べる料理よりも、お肉や野菜など他の食材と調理すると良いですね。

大根の美味しい選び方のポイント!甘いカット大根の見分け方は?

大根は上・真ん中・下で味が違う

下の部分:苦い・辛い
上の部分:甘い
真ん中の部分:甘みと辛みの中間

大根は下の方が苦味や辛みがあって、上の方が甘みが強いのが特徴です。旬の季節におでん・煮物をしたのに苦かった!という方は、大根の下の部分を使っていませんか?下の部分は苦み・辛みがあるので、味噌汁やきんぴらにおススメなのです。

大根はそれぞれの部位にあった料理をするのと美味しく頂けます。

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皮の近くは苦みがある

皮の下の繊維質が密な部分に、苦味成分が集中しているので、皮を厚めにむくようすると苦みを避けることができます。

皮はもったいないからと言って、薄く剥いていませんか?ピーラーなどで大根の皮を薄くむくのはNGです。

大根の皮は、筋の部分の2~3mmぐらい分厚くむくようにします。外側の筋の部分は、硬くて苦味があって、味の染み込みも悪くなるので取ってしまった方が良いのです。

分厚くむいた皮は、千切りしてごま油と炒めてきんぴらにすると美味しく頂けますよ!

下茹で苦みを取る

大根をおでんや煮物にするときは、下茹をすると苦味・辛みを軽減することができます。

旬の季節である冬場でも、おでんや煮物をするときは、下茹でをすると大根のアクが取れて早く柔らかくなります。また、味の染み込みが良くなるので短時間で美味しく調理することができます。

<下茹での方法>
1、大根を茹でるときに大さじ1~2のお米を入れる。もしくは、米のとぎ汁に大根を入れて煮る。

2、10分~15分ぐらい柔らかくなるまで煮る。

3、竹串がスッと通ったら柔らかくなった証拠。

4、柔らかくなったらお湯を捨てて、大根を軽く洗う。

5、お鍋に新しく水を入れて、出汁・醤油・みりんなどを入れる。

6、弱火でコトコト炊くと味が染みこんで美味しく出来上がる。

このようにお米か米のとぎ汁を使って大根を煮ると、上手に下茹でができます。下茹でをした後に味付けをするようにすると、美味しい煮物が出来きます。

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下茹を忘れた!煮物の苦味を消す方法は?

下茹でするのを忘れて煮物を作ってしまって、苦い場合・・・何とかしないといけませんよね。

そんな時は、だし汁を一旦捨ててしまいましょう。

このだし汁に苦みがありますので、新しいだし汁で再度味付けをして煮るとだいぶマシになります。このときに鶏肉や豚肉なども追加すると、一緒に食べると美味しいので大根に苦みが分かりにくくなります。

下茹でしたのに苦かった!リメイクの方法は?

下茹でをしても大根が苦かった場合は、味付けや細かく切るなどして工夫をすると食べやすくなります。

・カレーパウダーを入れて、カレー風味にする
・味噌田楽にして、味噌の味でごまかす
・大根を細かく切って、卵とじにする
・大根を細かく切って、豚汁の具材にする

こんな感じにすると苦みをごまかせて食べやすくなります。こうすると、子供も美味しくパクパクと食べてくれるんです。

大根が苦いことのまとめ

<大根が苦い原因と対策>
・大根は夏場は苦いので、煮物は避ける
・大根は下の部分は苦いので、料理を工夫する
・皮の近くは苦みがあるので、皮は分厚くむく
・下茹をすると、苦みを取ることができる

<下茹を忘れて煮物の苦味を消す方法>
だし汁を捨てて再度味付けをする

<苦い大根のリメイクの方法>
味付けや細かく切るなどして工夫をする

大根を調理して苦みがあるとがっかりしてしまいますよね。でも、原因が分かれば、苦みを避けることができますので安心してくださいね。時期、部位、下ごしらえを工夫して美味しく食べてくださいね。

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